1万円のニットよりもお手入れされた3千円のニット!洗わずにキレイがつづくお手入れの方法
こんにちは、おうちクリーニング(研究家)のハナです。
買った時は魅力的だったお気に入りのニット。
だけど最近なんだか輝きを失って古ぼけてきた。
手洗い推奨のニットだと着るたびに洗うのも大変ですし、ニットも痛みます。
本日は洗わなくてもニットのキレイがつづくお手入れ方法をお伝えします。
捨てる前にぜひお試しください。
ニットの黒ずみを洗わずに除去
ニットの黒ずみは汚れのせいではなくて、毛玉が原因かもしれません。
毛玉や毛羽立ちはニットに影を落として黒ずみがあるように見せてしまいます。
なんとなく薄ぼんやりとよごれて見える袖口ですが
洗わなくても毛玉を取り除くだけで毛玉や毛羽立ちが作る影がなくなりクリアになり清潔感がUP。
袖口など部分的な毛玉だったら100円ショップで110円で買える毛玉取り器でも十分キレイになります。
毛玉取り器は持っていないという方はぜひ探してみてください。
※100円グッズの毛玉取り器には毛先調整がついていないので、強く押し当てないように注意して使ってくださいね
ヨレヨレになってしまっ時はスムーザーでシャッキリ
首周りや袖口がヨレヨレになってしまった場合は、キーピングやスムーザーなどのスプレーのりを使ってシャキっとさせます。
首周りや袖口がしっとりするくらいスプレーします。
ニットがぬれている間に指で抑えるなどして形を整え、その状態をキープするようにアイロンのスチームを当てます。
この時はアイロンはニットから1cmほど浮かせてスチームだけを当てます。
少しのヨレならスプレーのりとスチームだけで復活可能!
スチームをあてただけでは直らない場合は
▼こちらの記事も参考にしてみてください
所要時間5分!ヨレヨレ伸びたニットを自宅で新品のように戻す方法
ニットのふっくら感を復活させる
ウールやアクリルなど、ふんわり素材のニットは着ているうちに毛が寝てしまったり毛先が乱れるなどしてふんわり感がなくなり、ハリも失われて古びた印象になってしまいます。
こうなると暖かさも半減するので、毛足をふんわり蘇らせましょう。
ニットのふんわりさを蘇らせるにはアイロンのスチームを使います。
コツはアイロンをニットから1〜2cm浮かせてスチームだけを当てること。
アイロンを衣類に押し当ててプレスする必要がないので、私は衣類をハンガーに吊るしたままアイロンを使います。
ニットのシワを軽く伸ばすように下に引っ張りながらアイロンのスチームを当てるとシワも伸びて一石二鳥。
全体にスチームをあてたら、前後左右にニットを揺らして空気を含ませます。
スチームを当てることで繊維がふっくら膨らみ、シワも伸びてふんわり感とハリが蘇りってヨレヨレニットも復活。
洋服用のブラシをお持ちであればブラッシングすると毛足が整ってツヤがでるのでより美しく整います。
ニットのお手入れ方法まとめ
毛玉や毛羽立ちはニットに影を落として黒ずみのように見えることがあります。毛玉を除去するだけで洗わなくても黒ずみが解消されるかも。
ヨレたニットはだらしなく見えてしまうので、スムーザーなどのスプレーのりを使ってしっかり矯正
ハンガーに吊るしたままアイロンのスチームをあてると、ふっくらハリのある仕上がりになります。
1万円のヨレヨレニットを着るよりも、3000円のお手入れされたニットのほうが清潔感がでてキレイに見えます。
洗うだけじゃないニットのお手入れ方法、ぜひ試してみてくだいね。