こんにちは、おうちクリーニング（洗濯）研究家のハナです。

冬の必需品ニットやセーター。お気に入りの衣類ほど着用頻度が上がるので、気がついたら首元や袖口がヨレヨレに伸びてたってことありますよね。

本日は簡単な方法でヨレヨレのニットを新品同様に蘇らせる裏技をお伝えします。

お気に入りのセーターを諦めて捨ててしまう前に、試してみてくださいね。

ヨレヨレになったニットは簡単に直せます

手で引っぱって伸び縮みする衣類は、どんなに丁寧に洗濯してもニット素材の衣類がヨレヨレに伸びてしまうのは完全には防ぐことはできません。

首や腕を衣類に通すたびに少しずつ伸びますし、ハンガーにかけているだけで衣類自体の重みで伸びます。

ヨレヨレに伸びてしまうのは残念なことではありますが、じつは簡単に治せます。

縮んでしまったニットをアイロンのスチームを使って伸ばしていくという方法を聞いたことがあるかもしれませんが、その逆も可能なんです。

必要なものは針と糸とスチームアイロン

小さなヨレだったら、水をつけて手で形を整えてスチームアイロンをかけるだけで戻りますが、見るからにヨレヨレ伸びてしまった場合は少し手間をかけます。

必要なものは針と糸とスチームアイロン。

もし針と糸を持っていない場合は100円ショップでも買えますので、持っておくと便利ですよ。

針と糸を使うのが苦手だという方も上手く縫う必要はまったくないので大丈夫です。安心してください。

ヨレヨレになてしまった袖口を針と系を使って粗くザクザクとなみ縫いします。

キレイに縫う必要は全くありません。

縫い終わったら、系を引っ張って縮ませます。

縮めたい長さよりも少し狭めに縮めるのがコツです。

首元も同じように糸で縫って縮めます。形を整えて糸をつて縮めた状態をスチームアイロンで固定させるんです。

糸がついたまま、スチームアイロンを10秒ほどかけて冷えたら糸を抜きます。

アイロンは衣類につけないように1〜2ｃｍ浮かせるようにして、スチームだけをかけてください。

糸を抜いたら手で形を整えます。

首元と袖口、両方のお直しにかかった時間はわずか5分。ヨレヨレだった袖もすっかり元通り、キュッと縮まりました。

今回はカシミヤのセーターで試しました。

ウールやカシミヤなのどの縮みやすい素材はとくにキレイにお直しできて、どんなに古くなったセーターも新品同様に戻せます。

アクリルや綿ニットは古くなると効果は薄いかもしれませんが、ある程度は直せます。ぜひチャレンジしてみてください。