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【京都市】上京区『大将軍八神社』宝物庫「方徳殿」で陰陽道における星神の「立体星曼荼羅」を特別拝観♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

「大将軍」とは陰陽道での星神で、方位を司ることから方除け、厄除けの神さまです。

京都には「大将軍」という名前が入った神社が数社あります。

その中でも、「北野天満宮」にほど近い場所にある『大将軍八神社』は、『高津商会』がとってもお世話になっている神社さんです。

平安京造営の際に、桓武天皇の勅願により、御所の北西(天門)を守護するために建立されました。

社号は初め、陰陽道のお堂として大将軍堂と称され、鎌倉期から戦国期には京都、上・中・下の内の上大将軍堂として信仰を仰がれました。
応仁の乱の荒廃後に神社として復興。村の氏神としての信仰も始まり、江戸時代に大将軍神を始め、暦の神八将神とスサノオノ命その御子八神が習合。
又、聖武・桓武両天皇を共にお祀りし、大将軍八神宮と改称。

御祭神

大将軍神(素戔嗚尊すさのおのみこと・天津彦根命あまつひこねのみこと)
大歳神(天忍穂耳命あめのおしほみみのみこと)・大陰神だいおんしん(市杵嶋姫命いちきしまひめのみこと)・歳形神さいぎょうしん(田心姫命たきりひめのみこと)
歳破神(湍津姫命たきつひめのみこと)・歳殺神さいさつしん(天穂日命あめのほひのみこと)・黄幡神おうばんしん(活津彦根命いくつひこねのみこと)
豹尾神(熊野樟日命くまのくすびのみこと)
左客人宮 聖武天皇(天璽国押開豊桜彦命)
右客人宮 桓武天皇(日本根子皇統弥照命)

摂社と末社を含めると、たくさんの神様がいらっしゃいます。

元々、私も『大将軍八神社』が大好きで毎年この時期になるとウキウキ♪

宝物庫の方徳殿には、大将軍を表す80体もの神像(重文)が安置されておりそれらが年に2回だけ拝見することができます

(HPより)
(HPより)

八十体の大将軍神像群(重要文化財)が立体星曼荼羅様に安置されています。

5月1日~5日、11月1日~5日。 毎年春と秋に公開され、あわせて江戸初期の天文暦学者・渋川春海による星座が描かれた天球儀などもご覧いただけます。

大将軍八神社 方徳殿の特別公開
日程 2023年11月1日(水)〜 5日(日)10:00~16:00
料金 500円
場所 大将軍八神社

御祭神の大将軍の神像が見れるだけでなく、たくさんの宝物を拝見しているだけであっという間に時間が過ぎてしまいます。

(HPより)
(HPより)

また毎年10月第3日曜には、総勢150名の担ぎ手による勇壮な神輿がゆく大将軍八神社の祭りも行われます。

この界隈には、日本映画の歴史に関連する場所もたくさんあります。

『高津商会』のルーツもここにありました。

大乗軍八神社』では「方徳殿の特別公開」や「重要の節句」だけじゃなく、妖怪ストリートにちなんだ催しものもありますよ!

つい先日も、妖怪ストリートで妖怪パレードが行われましたが、大将軍八神社の例祭(天門祭)前夜には、大将軍商店街で妖怪仮装行列「一条百鬼夜行」が開催され、百鬼夜行が現代によみがえったかのごとく妖怪たちで賑わいを見せます。

このゴールデンウィークに「大将軍八神社」にて、方角の神様に参拝してみてはいかがでしょう。

大将軍八神社
住所 京都市上京区一条通御前西入48
参拝時間 9:00~17:00
参拝料 方徳殿500円

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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