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【国内初】プロ野球選手がゲームで対決「パーソル チャリティマッチ パ」開催

木曽崇国際カジノ研究所・所長
(写真:アフロ)

コロナ禍によってペナントレースの開催が長らく止まっており、現在、6月19日の開幕戦スタートを見据えるプロ野球から、リーグ開幕を盛り上げる新しい施策が飛び込んだ。以下、パリーグの公式サイトより。

「野球のチカラ」で日本に笑顔を!

https://tv.pacificleague.jp/page/pc/charitymatchpa2020/

パ・リーグとオフィシャルスポンサーのパーソルは日本全体に笑顔を届けていくために、プロ野球開幕の前哨戦として6球団対抗のオンラインゲーム大会「パーソル チャリティマッチ パ」を開催いたします。株式会社コナミデジタルエンタテインメント協力の元、「プロ野球スピリッツ2019(PS4版)<2020 更新版>」を使い、最新の実績データや3Dを使ったリアルな映像で、各球団の代表選手たちが繰り広げる本番さながらの熱い攻防や独自の采配などを、ファンの皆様には本ページや公式YouTubeチャンネルでご視聴いただきます。

「パーソル チャリティマッチ パ」では、各球団を代表する選手達が各所属球団をゲームで使用しながら「プロスピ」で対戦を行うeスポーツ大会。5月30日・31日の両日で6試合が予定されており、ペナントレースさながらにその順位を争う。試合の配信は、パリーグの公式サイトおよびYouTubeの公式チャンネルで無料で視聴可能。本大会を通して発生する選手報酬の一部と視聴するファンから集まった寄付を、現在のコロナ禍にあって最前線で働いている医療従事者への寄付とするチャリティーマッチとされている。

この様にコロナ禍によって停止しているスポーツが、その興行の代替として選手自身によるeスポーツ大会を開催する例は既に世界では先行して始まっている。ドイツサッカーリーグのブンデスリーガは3月末に「ブンデスリーガ・ホーム・チャレンジ」と称してサッカーゲーム『FIFA 20』を利用したリーグの現役サッカー選手とeスポーツ選手が共に参加をするeスポーツ大会を開催した。また、アメリカのバスケットボールリーグであるNBAは4月4日(日本時間)に現役選手16名による『NBA 2K20』の大会、「NBA 2K プレイヤー・トーナメント」を実施。日本人NBA選手の八村塁選手も登場し、その模様がスポーツ専門チャンネルESPNで放送されるなどこの大会も大きな話題を呼んだ。

我が国においては、同種の企画としてeスポーツ番組「YUBIWAZA」の番組企画としてMBSテレビが5月2日に主催した「Jリーグ eSports ONLINE」が開催された例はあるが、プロリーグ本体が公式に主催をし公式戦さながらにチーム同士を戦わせる企画としては今回の「パーソル チャリティマッチ パ」が国内初めての大会となる。そして、実は本大会は弊社チアードが運営を行っている企画でもある。プロスポーツ競技とeスポーツがどの様な化学反応を生むのか、そもそもプロ野球選手の野球ゲームの腕前はどの程度なのか?など、様々な意味で注目の大会となる。

【開催概要】

大会名:パーソル チャリティマッチ パ

主催:パ・リーグ/パーソル

開催日:5月30日・31日

時間:両日ともに17時00分から

視聴:パ・リーグ公式サイト大会ページから https://tv.pacificleague.jp/page/pc/charitymatchpa2020/

国際カジノ研究所・所長

日本で数少ないカジノの専門研究者。ネバダ大学ラスベガス校ホテル経営学部卒(カジノ経営学専攻)。米国大手カジノ事業者グループでの内部監査職を経て、帰国。2004年、エンタテインメントビジネス総合研究所へ入社し、翌2005年には早稲田大学アミューズメント総合研究所へ一部出向。2011年に国際カジノ研究所を設立し、所長へ就任。9月26日に新刊「日本版カジノのすべて」を発売。

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