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最新オンラインカジノ参加率2.8%と推計/国際カジノ研究所

木曽崇国際カジノ研究所・所長
イメージ生成AIを利用して弊社作成

弊社・国際カジノ研究所が2024年8月末から9月冒頭にかけて行ったオンライン調査において、「間近1年にオンラインカジノで賭けを行ったことがある」日本国内居住者が約346万人、国内総人口の2.8%に相当すると推計された。本調査は、オンライン調査パネルを利用したアンケートに基づくもので、国内居住の男女6,000人を対象として行われ、日本の人口統計に合わせて性/年代でウェイトバック集計されたもの。

男性:

10代: 推計人口 230,886人、参加率 8.2%

20代: 推計人口 698,149人、参加率 10.7%

30代: 推計人口 683,776人、参加率 9.8%

40代: 推計人口 493,427人、参加率 5.6%

50代: 推計人口 150,291人、参加率 1.7%

60代: 推計人口 35,733人、参加率 0.5%

70代以上: 推計人口 0人、参加率 0.0%

女性:

10代: 推計人口 62,664人、参加率 2.3%

20代: 推計人口 474,231人、参加率 7.7%

30代: 推計人口 374,266人、参加率 5.6%

40代: 推計人口 73,831人、参加率 0.9%

50代: 推計人口 27,505人、参加率 0.5%

60代: 推計人口 31,529人、参加率 0.0%

70代以上: 推計人口 123,274人、参加率 0.7%

総計: 推計人口 3,459,559人、参加率 2.8%

性年代で見ると、参加率が最大となったのは20代男性の10.7%、次に30代男性の9.8%が続く。女性においても20代がはやり最大で7.7%、30代はそれに引き続き5.6%が「間近1年にオンラインカジノで賭けを行ったことがある」と回答した。国際カジノ研究所では2021年にも同様の調査を行っており、2021年の参加率が国内203万人相当の1.6%であった結果を踏まえると、ここ3年の間に国内オンラインカジノ参加率は急増したと考えられる。

ちなみに、例え海外を拠点とするオンラインカジノであっても、我が国の領域内からそこにアクセスを行い、賭けを行うことは刑法で禁じられる違法行為にあたる。また、オンラインカジノのみならず、オンラインスポーツベットにも同様の法の適用がなされるので注意されたい。

国際カジノ研究所・所長

日本で数少ないカジノの専門研究者。ネバダ大学ラスベガス校ホテル経営学部卒(カジノ経営学専攻)。米国大手カジノ事業者グループでの内部監査職を経て、帰国。2004年、エンタテインメントビジネス総合研究所へ入社し、翌2005年には早稲田大学アミューズメント総合研究所へ一部出向。2011年に国際カジノ研究所を設立し、所長へ就任。9月26日に新刊「日本版カジノのすべて」を発売。

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