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鹿児島発の博多ラーメンを福岡に逆輸入して4年。現在は白・赤・黒の豚骨と煮干醤油も提供する安定感

RAMEN ANTENNAラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

2019年の開業で、福岡の中心街、天神駅エリア。中央郵便局近くの路地裏にあるのが〈豚骨セワン〉である。 「セワン」という店名の由来は、世界一のラーメン屋さんにするという志の象徴として「世界一」を略して「セワン」と名付けられた。

鹿児島の博多ラーメン店「博多喜喜」を起源とし、福岡へと進出した。現在は、白・赤・黒の3種の王道豚骨と、2種類の煮干醤油のラーメンを提供している。

取り切りのスープでフレッシュ感を重視。臭みのない純豚骨ラーメン。

とても食べやすく、飽きのこない、クリーミーでマイルドな豚骨ラーメンだから、老若男女、誰にでも安心して食べていただける。麺は、しっかりとコシがあり、歯切れのよい極細のストレート麺を採用し、スープとの相性も抜群だ。

白・赤・黒の3種の豚骨と、2種類の煮干醤油のラーメン。

豚骨ラーメンは3種類で、創業当初からの味わいの「白」。コクの出るピリ辛タレ入りの「赤」。甘辛いタレ入りの「黒」の豚骨があり、それぞれの個性が光るのでローテンションで味わってみるのが最良だけど、個人的にはピリ辛のアクセントが心地よい「赤」がおすすめ。

替玉も通常の他、赤玉、黒玉が選べてうれしい

通常の替玉の他、「赤玉」と「黒玉」が選べるのは、かなりうれしい。ただし、注文時の辛味タレの量は選べるけど「替玉」の時は、赤・黒の辛味タレの量は、選べないのでご注意を。

煮干系のキリリとした醤油ラーメンの美味しさに驚く

現在は「煮干醤油」と「黒煮干醤油(甘辛タレ入り)」の醤油ラーメン2種が加わって、豚骨がちょっと苦手という方にも対応している。

この日は、お昼のピークを避け早めの訪麺。だけどL字型の縦に長いカウンター席は満席で、ちょうど券売機近くの一席が空いたタイミング。入口右手にある券売機では、豚骨ではなく「黒煮干醤油」ラーメンを選択し、煮卵のトッピングも発券し、唯一の空席に着座。

待つことしばしで着丼の「黒煮干醤油」ラーメンは、見た目と香りから食欲をそそられる一杯。煮干しの豊かな香りと旨み、醤油のキリリとした塩みが、とてもバランスよくて美味しい。

さらに歯切れのいい極細の麺との絡み具合も良い感じで、辛味もいいアクセントになり、たいへん美味しくいただきました。

店内は、清潔感のあるカウンター席のみの12席

カウンターのみの店内は、清潔感があり明るい感じなので、男女関係なく、お一人様から2〜4人くらいでも安心して利用できる雰囲気。

豚骨セワンの生みの親〈博多喜喜〉の新店が福岡に逆上陸

また、つい先日2023年12月19日に、輸入元の〈博多喜喜〉が「博多喜喜博多キャナルシティ前店」として、住吉になる博多の観光名所で大型ショッピングモールの〈キャナルシティ博多〉の、すぐ目の前のビルの1階(2階には非豚骨なお人が入る)に、新規オープンされたそう。まだ、未訪だけど、そちらへの訪麺も近く楽しみにしたい。

豚骨セワン

住所  :福岡県福岡市中央区天神4丁目1-23
[地図

営業時間:11時00分~20時00分 L.O.19時50分(スープ切れ次第終了)

定休日 :不定休

駐車場 :専用駐車場なし、近隣有料駐車場あり

ラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡の片隅で日常食としてのラーメンを啜り続け、日々頭の中でグルグルとラーメンが廻っています。一日一麺、週間9麺、毎年450麺ほどを食べています。福岡の地元民が日々食べているラーメンをできるだけ多くの方に知っていただきたいという想いから肩肘張らない感度緩めな『ラーメンアンテナ』をお届けしています。少しでも福岡での麺活の参考になれば幸いです。〈 Horii Koji 〉

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