地元民に愛されるソウルフードは昔も今も変わらない昭和レトロな佇まいの古き良きラーメンの名店
福岡市外の方には、おそらくあまり馴染みのないお店だけど、地元では、大人気のお店で、とても愛されている名店〈大ちゃんラーメン〉。ラーメンも美味しいが、名物メニューはチャンポン。お昼時は、いつも賑わっている。
専用駐車場は店頭にギリギリ2台
専用駐車場は、お店の前にギリギリ2台が駐車可能。車でグルッとお店の裏手に回ったあたりに大きな有料駐車場があるので、訪麺する際は、いつもそちらに停めるようにしている。
店内のL字型の真っ赤なカウンター席は、昔懐かしい昭和レトロな食堂さながらの雰囲気。カウンターは短い辺が3人ほど、長い辺が6〜7人ほどで、10人前後くらいで、店内は満席になる。
名物の「チャンポン」を注文される方が多い
だけど以前、勇気を持って注文した際、あまりのチョモランマ級のボリュームにやられてしまい、ちょっとトラウマに。それ以来、ラーメン専門で注文している。ただし、大きな中華鍋を豪快に振るお店の方(お母様)のお姿は、カンカンという鍋とオタマの大きな音とともに、油と野菜や肉のジュワッと焼ける音が店内に響き渡る様は、かなりの見もの。
見た目は圧倒的なシンプル「定番のラーメン」
そして定番のラーメンは、圧倒的なシンプルな容姿。さっぱりとした印象の仕上がりだけど、脂感がしっかりでコッテリとして濃厚に感じる。カエシがしっかりと効き、後味がスッキリな豚骨ベースの美味しいスープ。歯切れのいいストレートな細麺は、腰もありしっかり。スープともよく絡むので相性は間違いなくいい。
無性に食べたくなる定期〈大ちゃんラーメン〉
15時過ぎにお腹が空きすぎて一人でふらりと。通し営業なので安心して訪麺。夕方前なので空いた時間帯。人気店なので、お昼はとても混雑するけど、この時間だと先客はお二人で、カウンター奥の端っこ席と中央辺りに着座されていた。
最高値のチャーシューメンをいただく幸せ
まずは、セルフの給水機で水を準備し、L型カウンターの隅っこ席になる、給水機横の席に着座。この日は、お腹の空き具合も本当にヤバかったので、カウンターの頭上にズラリと貼られている手書きのメニュー表を眺めながら、名物のチョモランマな「チャンポン」が一瞬、脳裏をよぎるも、ボリュームがあり過ぎるので、頭を切り替えてチャンポンよりもお高い、最高値の「チャーシューメン」のカタを注文した。
待つことしばし、着丼のチャーシューメンは、圧倒的なシンプルな姿ながら、ゴロゴロ肉々しいチャーシューが熱々こってりな豚骨スープと、極細麺の個性の狭間に埋まる最高傑作。時々無性に食べたくなる大ちゃんラーメンの何故だかまったく解らない中毒性だけど、大変美味しくいただきました。
ラーメンの種類が豊富なメニュー構成
カウンターの頭上に手書きのメニュー表がズラリと貼られていて「ラーメン600円」「大盛ラーメン700円」「もやしラーメン700円」「チャーシューメン950円」「キクラゲラーメン700円」「わかめラーメン700円」「ワンタンメン850円」「チャンポン800円」「皿うどん800円」「焼めし650円」「ギョウザ350円」「かえ玉130円」「ごはん130円」「ごはん大200円」「酒350円」「焼酎350円」「ビール500円」というメニュー構成。
野菜補給や食物繊維補給にも最適解
野菜補給や食物繊維補給もかねて「もやしラーメン」や「キクラゲラーメン」を選択するのもOK。チョモランマなチャンポンよりも、低めだけど、それでも「もやし」がてんこ盛りな一杯。熱々の濃厚な豚骨ベースのスープに、サッパリな「もやし」の味わいが、抜群に相まった極うまな一杯に。細麺と一緒に「もやし」を食すと、シャキシャキな歯応が加わり、これもまた、次も選択したい必然。
懐かしいというか、めずらしい「わかめラーメン」
ちょっと懐かしいと言ったほうが良いのかもだけど、今時は逆にめずらしいという表現が似合うのかもしれない、石立鉄男さん的な「わかめラーメン」。熱々のコッテリ豚骨スープと、スッキリ極細麺を覆いつくす、たっぷり「わかめ」のお得感で、どこか懐かしく素朴な味わい。あおさや海苔とかもいいけど、存外主張少なめな「わかめ」が、コッテリ感を中和してくれて、とても美味しく感じる。
最寄りの駅は、西鉄の高宮駅か、大橋駅。そこから徒歩で約10分から15分ほどの場所です。
住所 :福岡県福岡市南区野間2丁目6-95 [地図]
営業時間:11時00分~21時00分
定休日 :月曜日
駐車場 :専用駐車場あり(店頭に2台分)・近隣有料駐車場あり