「この画像のようなキャベツは選ばないで!」八百屋からの警告!そのワケとは
こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。
気温が高くなってきて、夏野菜がおいしい季節になってきましたね。ピーマン、ナス、トマト、きゅうりなどありますが、皆さんはどの夏野菜がお好きですか?
私が個人的に今オススメしたい野菜は「キャベツ」です。こういうと「キャベツって春とか冬が旬の野菜なんじゃないの?」とよく言われます。確かに柔らかい春キャベツや、糖度の高い冬キャベツは最高においしいですよね。
ただ、夏の「高原キャベツ」は群馬県の嬬恋村の夏秋キャベツなどが有名で、巻きがしっかりとしていて、甘みが強いのが特徴です。 葉もやわらかく、水分も多いので、生でも加熱調理でもおいしく食べられます。
つまり、キャベツは夏も秋も年中おいしい野菜なんです。
そんなキャベツですが、「カットされたものを選ぶときに、どこをみたら良いのかわからない」という方が多くいます。
そこで今回は「新鮮でおいしいカットキャベツの選び方」を紹介します。
新鮮でおいしいカットキャベツの選び方
新鮮でおいしいカットキャベツの選び方を解説します。
芯が伸びたものは避ける
左の画像のような、芯が育ちすぎたカットキャベツは購入を避けた方が良いです。
芯が成長しすぎているキャベツは、成長に可食部の養分を使ってしまっているので、硬かったり苦味が強い可能性があるんです。
売り場のカットキャベツの芯を比較して、なるべく短いものを選ぶと良いです。基準を作るとすると、キャベツの身長に対して、半分以上芯が伸びているものは避けたほうが良いでしょう。
切り口が変色したものは避ける
カットキャベツは右画像のような、切り口が黄色いものを選びましょう。
というのも、カットしたてのキャベツの切り口は黄色いのですが、お店に並べて時間が経つと徐々に緑色に変色していくんです。お店に並べて半日ほど経つと、濃い緑色に変色してしまいます。
「断面は緑色が新鮮!」と思っている方が多くいますが、実は黄色い方が新鮮なんですよね。「本当?」と思った方は、一度1玉キャベツを切って断面をチェックしてみてください。
と言っても、切り口が緑色に変色したキャベツがまずくて食べられないというわけではありません。むしろ食味はそこまで大きく変わらないんです。なので、変色したものは鮮度は落ちていますが、そのような状態のカットキャベツが見切り品で置かれている場合、当日食べ切れるのであれば買うのもありです。
葉が詰まっているものを選ぶ
カットキャベツは断面をチェックして、なるべく葉が詰まっているものを選びましょう。レタスは葉の巻きが緩く軽いもののほうが味が良いですが、キャベツは逆なんです。
キャベツはしっかり葉が詰まっていて、ずっしりと重いものほど糖度が高い傾向があります。しっかり葉が詰まっているものの方がお得感があるだけでなく味が良いというワケなんです。
カットキャベツの選び方まとめ
今回は新鮮でおいしいカットキャベツの選び方を紹介しました。
ぜひ今回紹介した方法を使って、この時期おいしい高原キャベツをたくさん食べていただけると嬉しいです。
他にも「新鮮でおいしいレタスの選び方」や「絶品!ナスの生姜焼き丼のレシピ」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。