先月の大谷翔平は、12本塁打が2位、24打点が4位タイ、OPS1.110は5位。その上にいるのは…
先月、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は、ドジャースが行った26試合のすべてに出場し、打率.293と出塁率.413、12本塁打と24打点、OPS1.110を記録した。
これらのスタッツは、打率と出塁率が両リーグ45位と17位、ホームランと打点が2位と4位タイ、OPSは5位に位置する。打率、出塁率、OPSは、80打席以上の182人を対象としている。
それぞれのトップ10は、以下のとおり。
両リーグではなく、ナ・リーグに限ると、大谷のホームランと打点は、1位と1位タイだ。OPSは、ブライス・ハーパー(フィラデルフィア・フィリーズ)とCJ・エイブラムス(ワシントン・ナショナルズ)に次ぐ3位。打率と出塁率も、それぞれ、トップ20とトップ10にランクインする。19位と8位だ。
また、大谷は、先月前半(1日~15日)の13試合で打率.216と出塁率.310、3本塁打と6打点、OPS.722に対し、後半(16日~30日)の13試合は打率.375と出塁率.508、9本塁打と18打点、OPS1.508を記録した。
先月後半のホームランは、両リーグ最多。2番目に多かったのは、6本塁打の3人、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)、ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)、ブランドン・ニモ(ニューヨーク・メッツ)だ。OPSも、40打席以上の194人中、最も高かった。こちらは、1.440のフランシスコ・アルバレス(メッツ)が、大谷に次いだ。
先月前半のトップは、ホームランが8本のアンソニー・サンタンダー(ボルティモア・オリオールズ)、OPSは1.376のジャッジだ(OPSは40打席以上の189人中)。ジャッジのOPSは、後半もほぼ同じ。1.378を記録した。
なお、大谷の月間二桁本塁打は、2021年6月の13本と2023年6月の15本に続く3度目。他の月は、いずれも一桁だ。1度目と2度目の月間二桁本塁打を、月の前半と後半に分けると、2021年6月が3本と10本、2023年6月は7本と8本となる。