あんこと栗きんとんを一緒にパクっ「信州里の菓工房」さんが地域一丸となって育む信州伊那栗に拘って
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yanagiyanao/article/00624902/top_1698929217075.jpeg?exp=10800)
皆さんは今季、栗の和菓子は召し上がりましたか?栗きんとんに栗ようかん、栗饅頭…洋菓子でも、モンブランなんかも和栗と表記されるこの時期だけのものが販売されていますね。栗を使用したお菓子たちに栗ご飯、パンなど、見ただけでお腹の虫が騒ぎ出します。
さて、そんな栗の国内生産量日本一はどちらかご存知でしょうか。実は、茨城県が全国の約4分の1を占めており第一位。そのほか、熊本や岐阜などが続きます。特に岐阜県には、栗のエキスパートとも呼ぶべき和菓子屋さんが沢山ありますね!
![栗あんぱん](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yanagiyanao/article/00624902/internal_1698929350854.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
今回は、長野県の信州にスポットをあててみました。ベスト5とはなかなかいきませんが、長野県も栗の国内生産量上位にランクイン。その中でも、長野県上伊那郡飯島町にて栗の名産地を目指して奮闘する「信州里の菓工房」さんの「栗あんぱん」をご紹介。
信州里の菓工房さんでは、契約農家でもある地域の農家さんと共に栗を育て、収穫し、加工してお菓子を作るという取り組みを続けていらっしゃいます。まさに地域の風土を知り尽くした匠たちが集結した企業といっても過言ではありません。
南信州の豊かな台地で育まれた信州伊那栗。その栗きんとんがたっぷりとあんぱんの中に閉じ込められているではありませんか!
![まんまるフォルム](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yanagiyanao/article/00624902/internal_1698929370043.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![黄色みの強い生地感は、ブリオッシュのよう](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yanagiyanao/article/00624902/internal_1698929383361.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
あんぱんといってもイースト発酵させたものではなく、卵とバターのコクや芳香が立ち昇るお菓子。ふんわり、そしてどことなくもっちりとした生地には小麦粉だけではなく餅粉なども配合されており、口溶けも良いしっとりとした皮。中にはそっと塩気を効かせた粒餡、そしてたっぷりの栗きんとんが。粒餡の甘味を控えることで、栗きんとんと生地の甘味がぐっと引き立ち、優しい味わいではあるものの全体的にめりはりのついた味わいに。
![小豆の粒立ちもきちんと残る粒餡](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yanagiyanao/article/00624902/internal_1698929398606.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
また、あんこのほくほく感、栗のねっとり感という異なるテクスチャーも飽きの来ないポイントなのでしょうね。
風味的にはあんバターのお菓子といっても違和感はないのですが、そこに栗という要素が加わると、毎日のおやつからちょっとリッチなおやつに早変わり。大人から子供まで食べやすいお菓子ですので、お土産にも喜ばれるのではないでしょうか。
![やや大きめのお饅頭のようなサイズ感です](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yanagiyanao/article/00624902/internal_1698929410924.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
<信州里の菓工房・本店>
公式サイト(外部リンク)
長野県上伊那郡飯島町七久保2513-2
0265-86-8730
9時~18時
定休日 元旦