7連覇へ向け本格始動 ~侍ジャパン女子日本代表~
5月24日から侍ジャパン女子日本代表が3日間、女子野球タウンになっている、広島県三次市で強化合宿を行っている。カナダ サンダーベイで7月に行われる『カーネクストpresents 第9回女子野球ワールドカップファイナルステージ』での7連覇へ向け、始動した。
移動日も兼ねた初日、選手たちは14時に球場に入るとミーティングを終え、15時過ぎから練習を開始。シートノック、投内連携、フリー打撃、シート打撃、特守などをこなし、約3時間半かけて汗を流した。4月に選考会を行い、昨秋のグループステージ時と6名のメンバーが入れ替わった新生チームだけに、練習前、川端友紀共同主将は「コミュニケーションをしっかりとって、チームプレーを確認していきたい」と話し、選手らは動きを確認しながら丁寧に練習に臨んでいた。
侍ジャパン 井端弘和監督も激励
練習前には侍ジャパントップチームの井端弘和監督が訪れ、「世界大会で勝ち続けている女子代表は、侍ジャパンの象徴だと思っています。世界中が打倒ジャパンでくると思いますが、7連覇目指して頑張ってください」と激励。
挨拶後のインタビューでも「打倒日本という中で勝ち続けていることは、本当に凄いこと。女子の野球人口が増えているのは感じている。チームの強さが魅力となっているからだと思う。もっとチームが増え、盛り上がることを期待している」と語った。
練習後、中島梨紗監督は「選手それぞれの動きは良かった」とコメント。得点力のあるチーム作りに重点を置きつつ、複数のポジションができる選手を選んだという今回のチーム。どの選手がどのポジションにつくか、2日目以降の練習試合で試していく。25日は阪神タイガースWomen、26日は中学硬式野球クラブチームの東広島ボーイズと練習試合をともに13時半から行う予定になっている。
(写真はすべて筆者撮影)