「辛いししとう」←「どう見分ける? 」料理人の回答に…『初めて知った!』『勉強になる』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
突然ですが、皆さんはししとうを食べて、辛いものに当たった経験はありませんか?「美味しい!」と思って食べていたら、突然「ウォー!辛い!」と口から火を吹きそうになること、まるでロシアンルーレットみたいですよね。
でも、一体なぜ「辛いししとう」ができるのでしょうか?また、辛いししとうを「見分けること」はできるのでしょうか?
今回の内容を私の「Instagram」で発信をし、感想をアンケート取ったところ…
45%の人が『勉強になる』と回答されました。また、多くの方から『初めて知った』との回答もありがたい事に頂きました!
※アンケートにご協力いただいた方々、ありがとうございました。
今回は非常に興味深い内容になっておりますので、ししとうが好きな方やいつも疑問に持ってた方は最後までお付き合いください!
今回の目次
- ししとうの名前の由来
- 「辛いししとう」を見分けることはできる?
- なぜ、辛いししとうができるの?
- まとめ
ししとうの名前の由来
今回の本題に入る前に、皆さんにししとうの名前の由来について少しお話ししたいと思います。
ししとうの正式名称は「ししとうがらし」、漢字で書くと「獅子唐辛子」です。一体なぜ、「獅子」の名がついたのでしょうか?
これは、ししとうの先端部分が、獅子(ライオン)の口に似ていることから名付けられたと言われています。
「辛いししとう」を見分けることはできる?
それでは、今日の本題に入りましょう!
果たして、「辛いししとう」を見分けることはできるのでしょうか?
【回答】
100%見分けることは難しいですが、辛いししとうには「3つの共通点」があります。
つまり、この3つの共通点を知っておくことで、ある程度予測することができるのです。その3つの共通点とは…↓
①形がいびつ(曲がっているなど)
②ヘタが丸い
③表面に光沢がない
以上の3点です。また、ツンと鼻をつくような強い香りを出しているししとうも、辛い可能性が高いと言われています。
なぜ、辛いししとうができるの?
そもそも、『なぜ、辛いししとうができるのでしょうか?』←これの回答としては…↓
栽培中の「ストレス」が原因だと言われています。
ししとうがストレスを受けると、「単為結果(種無し)」という現象が起こります。通常、種の生成に使われるエネルギーが、ストレスの影響で「カプサイシン」という辛味成分の合成に振り向けられます。これにより、通常のししとうよりも種が少なくなり、辛味が増してしまうのです。
これは食べてみてからでないと分からないことですが、「種が少ないししとう」も辛い可能性が高いということです。
まとめ
- ししとうの先端部分が、獅子(ライオン)の口に似ていることから「獅子唐辛子(ししとうがらし)と名付けられた
- 辛いししとうには「3つの共通点」がある
- ①形がいびつ ②ヘタが丸い ③表面に光沢がない
- 辛いししとうが出来る原因は栽培中の「ストレス」