市営地下鉄センター南駅から徒歩5分圏内に位置する「都筑中央公園」。
紅葉の見頃が折り返してきた12月初旬、落ち葉や草花で遊ぶのが大好きな5歳の息子と紅葉狩りに行きました。

区内最大の公園 都筑中央公園

「都筑中央公園」は港北ニュータウンの土地区画整理事業より、元の山林を生かし誕生した区内最大の公園。
その面積は19.6ha、東京ドーム4個分ほど！ 多様な生態系が見られる池や、遊びの広場、レストハウス、遠方の方にも嬉しい駐車場（有料）などの施設が備えられています。

四季折々美しい景色が見られる公園ですが、中でも紅葉の季節は素晴らしく、お散歩コースにぴったりなんです。

初級～中級ルートは子どもにもおすすめ

元の山林を生かした公園は野趣に溢れ、成熟した自然を楽しむことができますが、アップダウンが激しいところもあり、足の不自由な方や小さなお子様には厳しいスポットも。

今回は5歳の息子と回った、途中階段あり・総距離0.8ｋｍの子ども向けコースをご紹介。都筑中央公園散策ルートを初級・中級・上級と3段階に分けるならば、初級～中級くらいのレベルかな？と思います。

今回はこちらのルート（赤線入れてみました）、約0.８ｋｍのお散歩コースです。

この広大な公園は入り口が10か所以上もあるのでどこからスタートしようか迷うところですが、大通りに近く公園のシンボルでもある「宮谷戸（みやと）の大池」からスタートしました。

宮谷戸の大池

湧水を利用した「宮谷戸の大池」。ザリガニ釣りを楽しむ様子も良く見られます。

池のそばに立っている紅葉の木は、色づき具合が見事でしたよ！

煉獄さんの頭みたいでかっこいい！と息子。

さて、池から少し進むとここで階段が登場します。このルートの中では一番のアップポイントです。ここにはスロープがなく、ベビーカーには不向きかもしれません。

ステージ広場にベビーカーや車椅子で行きたい場合は、北部病院横の「緑門歩道橋」を渡る中央口からお散歩スタートするのがおすすめです。

子どもを放っても目が行き届きやすいステージ広場

階段を上ってステージ広場に着きました。

コンサートホールのような形状の広場で、段差を利用して腰掛けることもできます。

この形状の広場は、大人が座って寛いでいても、下で遊んでいる子どもが視界に入るので、「手は離せるけど目は離せない」くらいの年齢にぴったりなんです。

何やら可愛いものを作ってきました。

落ち葉で鳥のシルエットを創作。

虫食いの穴がちょうど顔に見えるのだそう。

子どもにとって落ち葉や草花の可能性は無限ですね。

さて、次はステージ広場を折り返すように、公園東の高台に鎮座する杉山神社を目指します。

杉山神社

毎年10月には例祭も行われ、正月の初詣では多くの人で賑わいます。

木立を抜けると、また宮谷戸の大池に戻ってきます。

紅葉はもう少し楽しめそう

今回は子どもにも回りやすい約0.8ｋｍのルートで、踏みしめる落ち葉の面白さや美味しい空気を味わいながら、1時間半の紅葉狩りを楽しみました。

紅葉は後半にさしかかった感はありますが、もう少し持ちこたえそうです。

もっとハイキング感を味わいたい！ という方は、ステージ広場から西に進んだ「ばじょうじ谷戸」や公園の北部「清水谷戸」を回る中級～上級コースもおすすめです。
参考記事はこちら↓
公園レポート『都筑中央公園』を散策してみました。〈ロコっちセンター南〉