北海道最東端の地にある交通拠点!根室駅前バスターミナル
北海道最東端、納沙布岬で有名な根室市。
根室の交通拠点といえば根室駅、そしてすぐ近くの根室駅前バスターミナルです。
公共交通機関で根室を訪問する人が納沙布岬へ行く時に利用する場所。しかし行ったことがある旅行者はそれなりにいますが、なぜかあまり話題に上がりません。
また根室駅前バスターミナルからは納沙布岬だけでなく、中標津空港、釧路、札幌と結ぶ空港連絡・都市間バスも発着します。更にターミナル内には観光案内所もあり、日中なら観光情報等を確認してから根室市内を回ることも可能。そんな根室駅前バスターミナルへ行ってみました。
納沙布岬・中標津空港・釧路・札幌へのバス旅がはじまる場所!
根室駅前バスターミナルは根室交通(外部リンク)の本社があり、JR花咲線の終点・根室駅のすぐ近くにあります。
2階建ての建物の1階がバスターミナルと観光案内所、2階が根室交通本社。
旅行者利用が多いバスは1番のりばから
根室駅前バスターミナルにはのりばが2か所ありますが、地元以外の旅行者は1番のりばを覚えておけば十分でしょう。
・中標津空港線(中標津町にある空港)
なお中標津空港線は飛行機のダイヤによって変わります。またANA便(新千歳・羽田)に対応したダイヤであり、JAL便(丘珠)には2024年6月現在スムーズに接続しません。
また中標津空港線は旧JR標津線代替・沿線の生活路線でもあります。飛行機が中標津空港に遅れて到着した場合でも、時刻通りに空港を発車しますので、利用予定の旅行者は注意しましょう。
2番のりばには根室市内路線の一部が発着。
続いてターミナル内部に入ってみました。
案内窓口・自動券売機あり!
根室駅前バスターミナルは、
開錠:平日:朝5時、土日祝:朝6時
施錠:オーロラ号発車後(現在は20:50)
また根室交通の案内窓口は、
毎日:朝9時~12時、14時~17時40分
なおオーロラ号根室発車日(水曜・金曜・日曜と繁忙期)は20時~20時50分、オーロラ号に限って受付・問い合わせ窓口が開きます。
また特急ねむろ号の記事でも少し触れましたが、現金専用とキャッシュレス専用の券売機があり、案内窓口が閉まっている時間でもターミナルが開いていれば、納沙布線、釧路線(特急ねむろ号)、札幌線(オーロラ号)などの乗車券を購入することが可能です。
ターミナルとしては簡素ですが、根室駅前バスターミナルは1階に根室市観光協会、根室市観光開発公社も入居しており、日中時間帯なら旅行者の問い合わせにも対応しています。
隣は観光案内所
観光案内所が閉まっている時間のバス待合室の様子。シャッターの向こうが観光案内所です。
観光案内所では日本本土四極最東端証明書、東根室駅到着証明書を発行(東根室駅は無人駅のため)しています。
また観光案内所の前には土産店も。道内のメジャーな土産もありますが、根室ならではの品を探して購入してみてはいかがでしょうか。土産店は朝9時から夕方4時までの営業(取材当時)。
開店・案内所が開いている時刻が変更されることがありますので、事前に根室市観光協会(外部リンク)への確認をお勧めします。
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