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来店客の8割が注文する名物の焼めしが有名な博多ラーメン店〈ベタ感強めな豚骨ラーメンとのセットが人気〉

RAMEN ANTENNAラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

長浜ラーメンの老舗店での経験を積んだ創業者が、福岡県福岡市南区塩原の地で23年前の2001年に創業した〈博多らーめん 塩原いってつ〉。創業当初から「毎日食べても飽きのこない」日常食としてのラーメンを心がけて提供してきた一杯。厳選された具材や素材、独自製法のスープ、こだわりの特注麺など、随所に食べる者を飽きさせない工夫と魅力で、地元の人々に愛される人気店へと昇華。そんなこだわりの「豚骨ラーメン」の今現在は、経営が新体制へと替わったものの地元の方を中心に多くの支持を集め、店頭の専用駐車場は連日満車の状態が続く人気ぶりだ。

今年の4月に開業した「博多らーめん 塩原いってつ大橋店」の外観
今年の4月に開業した「博多らーめん 塩原いってつ大橋店」の外観

2024年4月に2号店の「大橋店」を開業

そんな〈博多らーめん 塩原いってつ〉が今年(2024年)の4月にもう1店舗、本店を構える塩原に隣接する福岡市南区の繁華街「大橋」に2号店となる〈博多らーめん 塩原いってつ大橋店〉を開業させた。立地的には、西鉄天神大牟田線の「大橋駅」西口から徒歩5分ほどの場所にある(以前は『光四郎』があった場所)。大橋は福岡市内でも「ラーメン激戦区」としても知られている。

名物の焼めしと大橋店限定「煮卵らーめん」

塩原の本店には定期的に訪れてはいるものの、この日は〈博多らーめん 塩原いってつ大橋店〉に、4月の開業以来4ヵ月目にして初訪問。店内に入ると右手に大きなメニュー表があり、塩原いってつらしくセットメニューがおすすめと分かる。

その斜向かいに券売機があり、最上段の左上から1番人気の「半チャーハンセット(らーめん+半チャーハン)900円」、そのお隣が人気セットメニューで特にお得な「とくとくセット(らーめん+半チャーハン+ギョーザ5個)1,000円」と、ずらっと人気メニュー続く中、今回は「半チャーハンセット」と、大橋店限定の「煮卵」トッピングを発券した。

(※塩原いってつには変わり種の具材もあり、通常の豚骨ラーメンではないトッピングの「岩のり」がありおすすめなので、そちらも機会があればお試しください)

「焼めし」推しが分かるPOPが券売機上にも
「焼めし」推しが分かるPOPが券売機上にも

食券を購入し奥に長く延びる店内へ進むと左手に4人掛けのテーブル席、右手には長いカウンターがある。カウンターの最奥の席に座り麺の硬さは「カタ」で注文。待つことしばし、まずは「半焼めし」が先着で配膳される。

来店客の8割が注文する「焼めし」が人気

半焼めしは「半」と付くものの結構なボリューム感。しっかりと炒められた出来立てアツアツ。しかもお米の一粒一粒の表面がたまごでコーティングされパラパラとした食感の逸品。塩原いってつの名物にして人気メニューの「焼めし」は、それだけを目当てに来店される方も多いとか。

大橋店限定の「煮卵トッピング入り」らーめん

半焼めしから少し間を置いて、大橋店限定の「煮卵」トッピング入りのらーめんも配膳。焼めしを半分ほど食べた絶妙なタイミングで到着する幸せ。

塩原いってつのベーシックならーめんは、どちらかというと長浜系に近い豚骨ラーメンの印象で、実際に実食するとシンプルさの中にもベタ感が強めな一杯に仕上がっている。基本の具材も同様で、シンプルでやや厚めなチャーシューとネギのみ。

合わせる麺は老舗の真鍋食品謹製のパツパツ食感でコシのある昔ながらの細ストレート麺。その麺が、脂を纏ったコッテリとしたスープに心地よく馴染んで美味しい。キレのあるカエシもしっかりと効いたバランスのいい一杯だ。

さらにおろしニンニクを後追いで投入するとより美味しくいただける。先に食べはじめたセットの半焼めしとラーメンを交互にいただくと、その相乗効果でどちらもパワーアップした美味しさになる。

お店の立地は、西鉄天神大牟田線「大橋駅」の西口から出て左手(南側:井尻駅方面)に5分ほど進むと到着する。

奥に広々とした空間の店内は、4人掛けのテーブル席が4つの16名分と、カウンター8席の全24席ほど。大橋駅近辺へ来る機会がありましたらぜひご賞味ください。また大橋店は専用駐車場はありませんので、車で訪れる際は近隣の有料駐車場をご利用ください。

博多らーめん 塩原いってつ大橋店

住所  :福岡県福岡市南区大橋2-11-14[地図
営業時間:11時00分~15時00分
    :17時00分~24時00分 ※要確認
定休日 :火曜日
駐車場 :専用駐車場なし、近隣有料駐車場あり
要確認 :博多らーめん塩原いってつ大橋店(※インスタグラム)

ラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡の片隅で日常食としてのラーメンを啜り続け、日々頭の中でグルグルとラーメンが廻っています。一日一麺、週間9麺、毎年450麺ほどを食べています。福岡の地元民が日々食べているラーメンをできるだけ多くの方に知っていただきたいという想いから肩肘張らない感度緩めな『ラーメンアンテナ』をお届けしています。少しでも福岡での麺活の参考になれば幸いです。〈 Horii Koji 〉

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