【佐賀市】8/27まで佐賀県立美術館で開催中!夏休みの遊び場にもぴったりな「魔法の美術館」。
夏休み。外で遊ぶにしても猛暑で長くは出られず…遊ぶ場所に悩みますよね。7月15日から佐賀県立美術館で行われている「魔法の美術館」にはもう行かれましたか?
“新感覚の体験型ミュージアム”として開催されている、期間限定のイベント。7月15日(土)~8月27日(日)ということで、まさに夏休み真っ最中!屋内の涼しい中で楽しめるイベント、とてもありがたいです。
入口からすぐのところにロッカールーム、さらに進むとお手洗いがあるので、不安な方は先にご利用ください。そして突き当りを左に曲がると受付があります。
入場料は
一般(大学生以上)が1,100円
3歳~高校生が500円
ペア(一般+子供)が1,500円
2歳以下が無料
高校生以下の子どもの親子だと、単体でそれぞれ買うより、ペア券を買った方が100円お得。小学生以下は、保護者同伴での入場となっています。
ちなみにこちらが中の地図。ブースは大きく3つに分かれていますが、全て繋がっていて、矢印の方向に進むだけ。思ったよりも奥行きがあり、広々と遊ぶことができました。段差がないので、ベビーカーや車いすも進みやすいです。
受付が済んだら、隣のカーテンの奥に…すると幻想的な世界が広がっています!
せっかくのイベント、楽しみにされている方も多いと思うので、全貌は伝えず、少しだけ中の様子をお伝えしたいと思います。
「七色小道」(坪倉輝明)
最初は恐る恐る、中の様子を窺う姿勢だった子どもたちも、足元の仕掛けに気が付いて大喜び!足の動きに合わせて模様が浮かび上がり、動き、混ざり合います。
それぞれの作品のタイトルや作者さん、解説もパネルで紹介されています。1番最初に体験したのは「七色小道」でした。
「Immersive Shadow:Bubbles」(藤本直明)
影が映し出されるだけでなく、その影越しに、周りのカラーボールに触ることができるスクリーン!腕を伸ばしたり、足で蹴ってみたり。
「ユビサキに咲く」(Ponboks/本多大和)
スクリーンと化した壁の前までいき、直接手は触れずにかざしてみると、花びらがふわふわと浮き出てきます。見守っていると…
花びらが上に集まり、葉や茎が生えた立派な花に変身!自分の手から生まれた花はどれかな?たくさん集まりお花畑のようになった壁は優しい、柔らかい雰囲気を創り出してくれます。
「toatope」(本多大和/下田芳彦)
こちらの作品、仕掛けを理解するとびっくり。テーブルに手をかざし、手の周りを黒丸が囲むまで待機します。そして丸で囲まれたあと、見ていると…
手のかたちから生まれた影が、魂を吹き込まれたようにぴょんぴょんと跳ねる動きを見せてくれるんです。ウサギに見えるような、カエルにも似ているような…正解のない、アートがつくる生き物を見て何を感じるのか。個々で見え方が違うのも楽しいですね。
「なげる、あてる、ひろがる」(スイッチ)
迫力たっぷり!大人も夢中になる巨大スクリーンの仕掛け。手前には子供の腰の高さほどの仕切りがあり、その下にボールがたくさん置いてあります。そのボールを手にとりスクリーンに投げると、音や光が広がり、大きな花火が…!
一斉に当てれば一面、花火でいっぱいになりますし、少し暗めの照明が、花火大会の夜空を連想させてくれます。その後も各作品、満喫して子どもたちと楽しい時間を過ごせました。
夏休みということで親子で来られている方が多いようですが、大人だけでももちろん楽しめます。フォトジェニックな空間は、写真・動画撮影、SNS投稿もOKです!(フラッシュ撮影は不可)
今回ご紹介したのはほんの一部。ぜひ、美術館に足を運んでさまざまな作品に触れてみてください。
出口のすぐ前には、写真撮影に使えるプレートや、プレゼントキャンペーンの案内などが設置されていました。気になる人はぜひチェックを!ちなみに再入場はできないので、出る前にしっかりアートのパワーを吸収し、刻み込んでおきましょう。
期間終了まであと18日。まだ行かれてない方は、多くなりそうなお盆前にぜひ。目や耳で感じるのはもちろん、手足で触れたり動かしたり、心身共に刺激を受けてリフレッシュしてみてください♪
【イベント情報】
イベント名:魔法の美術館
開催場所:佐賀県立美術館
場所:佐賀市城内1-15-23
開館時間:9:30~18:00
(17:30 最終入場)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
問い合わせ先:佐賀新聞プランニング(0952-28-2151)