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【札幌市中央区】札幌駅エリアの端からならば、桑園経由で苗穂に帰る手もあったか!

ゆべーる地域クリエイター(札幌市)

本日は【札幌駅エリア】の、西の端の方を訪問。

ヤマハさんから、頼んでいたテナーホーン(アルトホルン)neoのリペアができたと聞いて、喜び勇んで行きました!

ドイツで発達した今のロータリー式ホルンとは違い、フランス式3番管上昇ホルン(ピストンホーン、日本ではコルという)吹きの私ですが、アドルフ・サックスが作った楽器の親戚、または炭鉱で発達したという文化のため、同じルーツを持つブリティッシュブラスバンドの楽器であるテナーホーンにも、最近夢中です。私の亡きピストンホーンの師匠、リュシアン・テヴェLucien Thévet氏も、テナーホーンを若い頃吹いていました。

ヤマハのneoネオは、本国イギリスでもかなり評価されるテナーホーンになってきましたよ!

苗穂から札幌駅。これはいつものパターンです。

札幌駅を出て、この間お知り合いのヨークシャーの方が最高のコーヒーのひとつ!と行っていたスタンドで、ミルクの具合がとても良いアイスラテをさっと頂き、ヤマハさんへ。

着きました。

楽器は素晴らしい仕上がりになりました!ありがたい!

さて、戻ります。

ヤマハさんは、六花亭さんやモリエールさん系列のカフェが入っているビルにあります。

ここは札幌駅前と言いながら、実は少し距離があります。札幌駅エリアは実は広大、これを点ではなく面として考えないと計算が違ってきてしまいます。

ホームを降りて西コンコース経由で約7分(500m、大丸を横切ると心持ち近くなる)、間違って?東コンコースから出てしまうと約10分(700m)あります。

行きは良い良い、帰りはコワイ(北海道弁の)。

行く時は手ぶらだから構わない。問題は楽器を引き取った後の復路です。

楽器ケースって重いのです。今回はテナーホーンだから良いけど、いつも持っている古いセルマーのホルン(ピストンホーン、コル)のケースは木で出来ていて、昔東京で当たり屋がぶつかってきたら勝手に脛を抱えて怪我をして倒れたような代物なので、楽器のためには良いけどめちゃ重い。あれを抱えてまま街中を4ブロック以上歩くのはきつい。

そこまでではないけど、テナーホーンのケースも結構重い。

実際、普通は歩くにはなんてことはない距離も、楽器を持っているとヤマハさんと札幌駅の間は遠い笑

ですので!今回は歩く距離を最短にします。もちろんきちんとバスキタ!JHBやGoogleで確認をして、ヤマハさんのどまん前にあるバス停から、一旦桑園駅まで行き、そこからJRで苗穂駅まで帰るというルートを見つけて実行してみました。

このルートですと、札幌駅エリアの中を500m歩くより、ヤマハさんからバス停、そして桑園駅前バス停からホームまで歩く距離の合計が150m程度、条丁換算で1ブロック少しになりかなり短縮されますのでありがたい!

ヤマハさんのビルを出て右にわずか15m、自動車4台分だけ移動して【北5西7】バス停へ。

ここは中央バス、JRバス共用のバス停です。今回はJRバスの【52系統(琴似工業高校前行)】に乗ります。

運行はほぼ毎時1本なので事前の確認は絶対必要ですが、始発の【(札幌から少し離れてる)札幌駅前】バス停の次ですので、到着時間はかなり読めます。まあでもバスキタ!も使いましょう!

来ました。

予想通り来ました。

そしてバスは快調に動き出します。利用者さんも割と多いですね。

試しにテナーホーンをバス前方のラゲージスペースに置いてみたら、やはりそこそこ大きい。軽くするためにはソフトケースを使うという方法もあるけど、私は怖くてソフトケースは使えない。ヤマハさんのケースはいつも安全だけど重厚長大!

植物園の前を通過します。おお、ここは割とすいすい進みます。

三角山が目の前。今度登りたいな。熊はもう落ち着いたのかな?

ここを右折して、

すぐ着きます。

一気に【桑園駅】バス停へ。予定より少し遅くなりましたが、それでもバスに乗って9分で到着!

結局、ヤマハさんから【北5西7】バス停に行き桑園駅経由で帰っても、札幌駅まで歩いて行っても、同じ電車に乗って苗穂に着くことになりましたので、楽をした分良かった。

注意すべきことは、札幌市内のバスの場合、どうしてもほぼ【札幌駅/札幌駅前】が起点ですので、それを超えて東西、あるいは南北の移動はひとつのバスだけではうまくいかない事が多いということです。ですから、少しでも札幌駅より西にあるビルから札幌駅より東側、つまり苗穂や白石、あるいはもっと遠方まで行く時には、距離によっては札幌駅(JR/バス/地下鉄)まで歩くだけではなく、一旦桑園まで行くという方法もあるのだなと思いました。

しかし、反対に桑園方面から札幌駅に向かう対向車線の【北5西7】バス停は、150mほど西(つまり札幌駅からより離れた)の京王プラザホテルの前にありますので、わざわざ札幌駅に行くのにそこまでヤマハさんから歩いてバスに乗る必要はないかもしれません。

肝心なのは

★アプリなどでバス停の位置と時刻表、運行状況をきちんと見極め行動すること

★札幌駅は面として捉え、決して点として捉えないこと

そして、ここが一番肝心ですが

★鉄道のみならずバスも減便していく中、公共交通機関は待てばすぐ来るものではないので、アポなどをできるだけ公共交通機関の運行に合わせて設定すること

ではないか。それができれば札幌の街はいとも容易く移動できると思うのです。

今回は、

苗穂駅→札幌駅→コーヒーブレイク→ヤマハさんで楽器引き取りと試奏→【北5西7】バス停→桑園駅→苗穂駅

の所要時間はジャスト1時間でした。

効率良いと思います。

鉄道やバスの減便は、工夫して学んで乗り切っていきましょう!

おまけ1

このバスルートは桑園駅の後、中央卸売市場エリアにも行くようです。ガイドとしてはいつもここを訪問するのに工夫が必要でしたので、今後インバウンドがこのエリアに行きたいという場合には、タイムマネジメントを工夫してバスを使おうかなと思います。

また最近、このエリアには地元の方も注目するべきラーメン屋さんやコーヒースタンドもあるんですよね。観光ではない中央卸売市場エリアの散歩も、いつか取り上げたい。

おまけ2

多くのサイクリングレーン(路肩の青い矢印)が、札幌駅前バスターミナルの廃止でバスの待機場となり、かなり支障が出ているのではないでしょうか?これはポロクルなどを利用して、検証してみたいです。

★【北5西7】バス停(桑園方面行)★
場所: 札幌市中央区北4西6
対向車線のバス停とは、かなり離れています。

地域クリエイター(札幌市)

通訳案内士(全国&札幌)、そしてライターや日本遺産炭鉄港、日本遺産候補小樽、サッポロコンシェルジュのガイドとして、いつも札幌市内の出来事やおすすめ情報を探しに歩いてます。最近、少し鉄気味。交通ネタや都市インフラに興味が行きつつあります。サイダー(シードル)大好き。ホルン(フランス式ピストン)とテナーホーン吹き。

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