【都会から田舎に移住した転勤族】住まい選びで失敗しないためにチェックするべきポイント3つを解説
憧れの田舎暮らし。自然の中に囲まれてのびのびと暮らすことはストレスフリーなように思えますが、一方で、生活が不便になったり人間関係の距離感が近いことから逆にストレスを感じてしまう人も少なくはないよう。
そこでこの記事では、転勤により都会から田舎に移住をした暮らし研究家が、「住まい選びで失敗しないためにチェックすべきポイント3つ」を解説していきます。
1.築年数の古い物件が集まっているかどうか
これは、単に「設備が新しい方が快適」だという表面的な理由ではありません。築年数が古い物件ばかりが並んでいる地区は、何十年も住み続けている地元の人がいるということ。つまり、その土地独自のルールが設けられている可能性が高いのです。外部からきたら理不尽に思えることでも、その土地に住む限りはその土地のルールに従わなければ余計に窮屈に感じるもの。
それを回避するためには、ある程度築年数が新しい家が集まっている土地に住んだ方が失敗は少ないでしょう。筆者も築浅の物件を選び、周辺の家も築浅の物件が並んでいました。後から知りましたが、どうやら移住する人が集まるニュータウンだったそう。おかげでよそ者扱いされることもなく、田舎独自のルールなどにも縛られることもありませんでした。
こういうことは、地方都市にしか存在しないものだろうと思っていましたが、人口3万人以下の田舎でも探せばあるので、リサーチ力がカギとなるでしょう。
2.周辺の生活環境
やはり生活する上でだいじとなるのは、「生活環境」です。
・スーパー
・子どもが通う学校
・病院
この3つさえ負担なく通える範囲に揃っていれば、日常生活に支障をきたすことはありません。実際に筆者はこの3つがそろっているため、1人1台は当たり前だと言われている地域でも一家に1台のみで過ごせています。
日用品はネットストアで配達してくれますし、緊急で大金が必要なときも日常では特にありません。予備費として少しは現金を持っておき、月1ペースで通える範囲にATMがあれば問題ありませんでした。
3.自治会加入の有無や会費事情など
田舎でトラブルになりがちな「自治会加入」。強制ではないと言っていてもいざ移り住んでみたら、「自治会に加入をしていないとゴミ収集所を使えない」など、じつは半強制的だったということも珍しくはありません。その他、奉仕活動や行事などの参加もしなければご近所づきあいにも響いてしまう場合が。
賃貸であれば必要事項に明記されている場合が多いので、見落とさないように。書いていない場合は管理会社に尋ねてみるとよいでしょう。自治体が管理している物件に関しては、そこの自治体が把握している可能性が高いので、実情を聞いてみるとよいですね。会費についても、年会費が万単位となる場合もあるので注意が必要です。
理想と現実の差を埋めるためには、事前のリサーチにプラスして、自身の生活でだいじにしていることや妥協できないポイントを絞り、優先順位をつけてみると大きな失敗を回避しやすいでしょう。
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※記事内容は個人の感想や見解を含みます。
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