30歳を超えたら約8割の男女に「自然な出会い」がない、という残酷な事実
女優の上野樹里さん主演のドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」(TBS系)の初回が、19日に放送されました。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
このドラマのシーンの中に、「自然な出会い」というワードが出てきました。
主人公の杏花(上野さん)と親友の大石理歩(水崎綾女さん)との会話では
杏花(上野さん)と父・林太郎(松重豊さん)との会話では
と、こういったセリフがあったのです。
さて、ここで気になる方もいらっしゃるでしょう。
世の中で今、どれぐらいの人が自然な出会いをしているのでしょうか?
そして、自然な出会いはどれぐらい少ないのでしょうか?
結婚相手紹介サービス「オーネット」の調査をご紹介しましょう。
新生活における、自然な出会いに関する実態調査<2021>
これは、全国の20歳~34歳の未婚男女に対して行ったインターネットを利用したクローズ調査(男性460人、女性482人が回答)です。
2020年の年度末から2021年の新年度にかけて、職場や学校などで新しい生活が始まる時期に「自然な出会い」があったのか。
結果は、「何もなかった」が70.0%、「自然な出会いがあった」が23.5%。
何もなかった人が7割にのぼることが分かったそうです。
年代別にみると、20~24歳では32.4%に自然な出会いがあったものの、60.3%に自然な出会いはなかったそうです。
30~34歳では、自然な出会いがあったのは15.4%。約8割の79.2%に、自然な出会いはなかったのです。
ドラマでは、杏花(上野さん)がバスに乗るシーンでバス停近くのガードレールにあった広告に、こう書かれていたのが印象的でした。
「運命なんか待ってたら結婚できない時代」
まさに、その通りなのです。