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30歳を超えたら約8割の男女に「自然な出会い」がない、という残酷な事実

村上れ以子成婚率東日本トップの仲人士(結婚相談所運営) 元新聞記者
(提供:イメージマート)

女優の上野樹里さん主演のドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」(TBS系)の初回が、19日に放送されました。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

本作は、ヨガインストラクターの沢田杏花(上野)が、辞書編さん者の父・林太郎(松重豊)と父娘でダブル婚活をスタートさせ、人生の再チャレンジに挑む姿を通して、現代の結婚観を描くラブストーリー。

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このドラマのシーンの中に、「自然な出会い」というワードが出てきました。

主人公の杏花(上野さん)と親友の大石理歩(水崎綾女さん)との会話では

杏花「もっと自然に」

理歩「自然の流れで~なんかないから」

杏花(上野さん)と父・林太郎(松重豊さん)との会話では

杏花「(婚活パーティーのチラシを持って)こんなとこ行かなくても、自然な出会いがあるかもしれないじゃん」

林太郎「お父さんに自然な出会いがあると思うか?」

杏花「ないと思う…けど」

と、こういったセリフがあったのです。

さて、ここで気になる方もいらっしゃるでしょう。

世の中で今、どれぐらいの人が自然な出会いをしているのでしょうか?

そして、自然な出会いはどれぐらい少ないのでしょうか?

結婚相手紹介サービス「オーネット」の調査をご紹介しましょう。

新生活における、自然な出会いに関する実態調査<2021>

(オーネットニュースリリース)

これは、全国の20歳~34歳の未婚男女に対して行ったインターネットを利用したクローズ調査(男性460人、女性482人が回答)です。

結婚相手紹介サービス「オーネット」調査「新生活における、自然な出会いに関する実態調査2021」(ニュースレターより)
結婚相手紹介サービス「オーネット」調査「新生活における、自然な出会いに関する実態調査2021」(ニュースレターより)

2020年の年度末から2021年の新年度にかけて、職場や学校などで新しい生活が始まる時期に「自然な出会い」があったのか。

結果は、「何もなかった」が70.0%、「自然な出会いがあった」が23.5%。

何もなかった人が7割にのぼることが分かったそうです。

結婚相手紹介サービス「オーネット」調査「新生活における、自然な出会いに関する実態調査2021」(ニュースレターより)
結婚相手紹介サービス「オーネット」調査「新生活における、自然な出会いに関する実態調査2021」(ニュースレターより)

年代別にみると、20~24歳では32.4%に自然な出会いがあったものの、60.3%に自然な出会いはなかったそうです。

30~34歳では、自然な出会いがあったのは15.4%。約8割の79.2%に、自然な出会いはなかったのです。

ドラマでは、杏花(上野さん)がバスに乗るシーンでバス停近くのガードレールにあった広告に、こう書かれていたのが印象的でした。

「運命なんか待ってたら結婚できない時代」

まさに、その通りなのです。

成婚率東日本トップの仲人士(結婚相談所運営) 元新聞記者

キャリア5年で成婚数、成婚率とも東日本1位仲人士に。17年間のスポーツ担当記者時代に取材した国内外トップスポーツ選手・コーチの必勝ノウハウを婚活にいかし、難しいといわれる30代・40代・50代の中高年と親の婚活で、通常の8倍の割合で会員を成婚に導く。慶應義塾大法学部政治学科卒業。既婚、二児の母で、趣味は子どものスポーツ応援。

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