心理臨床家である私が、カウンセリングスクールの先生と間違われたくない理由。およびスクールの選び方。
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日は私が、「心理臨床家である私が、カウンセリングスクールの先生と間違われたくない理由」というテーマでお話ししたいと思います。
私は、自分の職業を訊かれたら、「心理臨床家です」と答えることが多いです。
本当は、「心理カウンセラーです」と答えたほうがわかりやすいかと思うのですが、「心理カウンセラーです」と名乗ると、巷に溢れるカウンセリングスクールの先生と間違われたり、セミナーを開いているセミナー屋と間違われたり、カウンセラー起業塾を開いている塾長と間違われたりする可能性が高いからです。
※ 「上記がいけない」という意味ではございません、念のため…。
で私は、よく、「カウンセリングスクールを開かないのですか?」とか「カウンセリングスクールを開いてないのですか?」と訊かれるのですが、今も昔も、積極的に、それらを開く気持ちはありません。
それは何故かと言うと?
私は、カウンセリングスクールやカウンセリング起業塾を開いている、彼ら彼女らと同じになりたくないからです。カウンセリングスクールの先生やカウンセリング起業塾の塾長の中には、カウンセリングをしたことも受けたこともない方(1回や2回ぐらいなら、経験があるかもしれませんが…)が大勢いて、私は、そういう事実を見聞きする度に、「一緒にされたくないなぁ」と思ってしまうのです。だから、私は、カウンセリングスクールやカウンセリング起業塾を開きたくないのです。
上記は、「どっちが偉い」とか「どっちが立派」だとか、そんなことが言いたいのではなく、「私と彼らは違う」ということが言いたいのです。
私は、カウンセラーになる前も、カウンセラーになった後も、カウンセリングをしている今も、カウンセリングを受け続けています。
ええ、もちろん、それは知っています。
私のように、ちまちま個人の心理臨床をやっているより、カウンセリングスクールやカウンセリング起業塾を開いたほうが、1度にまとまったお金がたくさん入ってきて儲かるってことは…。
私は、心理臨床を生業(なりわい)としていますが、何も金儲けがしたくって、この世界に入って来たわけじゃありません。自分が、心理臨床が好きで得意で社会に必要だと思ったから、この世界に入って来たというだけです。
※ 上記は成功法則のひとつでもあります。「自分が好きで得意で、社会から必要とされることをする」ってことが…。
これからも、いち心理臨床家として、
精一杯、誠実に、クライアントの役に立つ仕事をしていこうと思います。
そうですね。良いカウンセリングをクライアントに提供するために、心理臨床26年超えの私に、今もっとも大切なことは、自分自身の身体と心のコンディションを常に整えておくってことです。
この記事をお読みのあなたには、もしもカウンセリングスクールへ入りたいと思うのなら、臨床経験が豊富なカウンセラーから、カウンセリングを学ぶことをおススメしたいと思います。
上記は、とても大切なことです。どうぞ、しっかり胸に留めておいてください。
1番いけないのは、ふらふらっとカウンセリングスクールの見学会に行って、その場のノリで入学してしまうことです。どうぞくれぐれもお気をつけください。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。