2024年10月14日(月・祝)、兵庫区の新川運河キャナルプロムナード、イオンモール神戸南一帯で「2024兵庫運河祭」が開催されます。運河を望むステージとイオンステージでアーティストや地元で活動するパフォーマーによるライブが11時から17時まで行われます。運河祭名物の清盛鍋やしらす丼など、兵庫の旨いもんを提供する地元の飲食店も数多く出店。「兵庫津JAZZLIVE」も同時開催。ジャズステージやジャズ歴史展示パネルなども設けられます。

イベントの詳細、ステージイベントのプログラムはこちらをご覧ください。

「新川運河キャナルプロムナード」については、以前「兵庫津の歴史遺産が眠る「新川運河キャナルプロムナード」清盛くんにAR初代県庁舎も」と題する記事でご紹介しましたが、イオンモール神戸南から運河沿いに20分ほど歩いたところにビーチがあるのをご存知でしょうか？

それがこちらの「材木町浜っ子きらきらビーチ」。正式名称は材木橋東側砂浜なのですが、神戸市立浜山小学校の生徒さんたちが名付けた愛称で呼ばれています。

兵庫運河の中でも珍しい親水エリアで貴重な存在です。

夕方訪れると、その名の通り水面がきらきら輝いて綺麗でした。

残念ながらイベント開催時以外の普段は入れないのですが、ベンチがあり、ゆっくり風景を楽しむことができます。

兵庫運河では、2013年に兵庫運河で環境保護などの活動に取り組む5つの団体が参画し「兵庫運河の自然を再生するプロジェクト」がつくられました。

豊かな里海を未来に残していく為に、アマモなど海藻類が生える藻場の整備やアサリの放流などに取り組んでいます。

神戸市立浜山小学校でも、JF兵庫の漁師さんとアマモを増やす活動、環境学習が行われています。

活動関連のXのポストです。

神戸高専によるボートの実験なども行われています。

ビーチの少し先には、あつまれ生きものの浜 (兵庫運河干潟)という干潟もあります。

ちなみに、「材木町浜っ子きらきらビーチ」の直ぐ側には、JR和田岬線の線路があるのですが、この兵庫運河に架かる橋は、1899（明治32）年に造られた日本初で最古の鉄道用可動橋「和田旋回橋」です。

「材木町浜っ子きらきらビーチ」のすぐ隣には、「北の椅子と」というカフェが併設された北欧ヴィンテージ家具のお店があります。

カフェの中にも北欧ヴィンテージ家具が配され、素敵な雰囲気。こちらのお店は後日別記事でご紹介します。

「2024兵庫運河祭」の会場は、イオンモール神戸南一帯、新川運河キャナルプロムナード付近ですが、運河沿いをぶらぶら歩いてみるのもいいかもしれません。

また、「兵庫津ミュージアム」や「高田屋嘉兵衛ゆかりの地」を訪ねると、兵庫津の歴史をより深く知ることができますよ。