久保建英の新天地が決定?マジョルカが再び「タケ」を欲しがる理由。
久保建英の新天地が、決まりそうだ。
現在、久保の保有権を有するのはレアル・マドリーである。だがマドリーではヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ・ゴエス、エデル・ミリトンのブラジル人トリオがEU圏外枠の3枠を占めている。
ブレグジットの影響でガレス・ベイルがEU圏外枠選手になる可能性もあったが、最終的にはベイルはそこに含まれないことになった。ただ、いずれにせよ久保がEU圏外枠の選手であるのは変わらない。忘れてはならないのは、その序列でヴィニシウス、ロドリゴ、ミリトンに久保が劣っているという点だ。
ゆえに、久保は移籍せざるを得ない状況になっている。カルロ・アンチェロッティ監督の復帰で、マドリーは新たなチームに生まれ変わるだろう。セルヒオ・ラモス、ラファエル・ヴァランとチャンピオンズリーグ3連覇を支えたCBコンビがこの夏に去っていった。これまで以上に若い選手にチャンスが訪れるはずだ。
しかし、そこに久保はいない。
久保については、この夏、複数クラブが関心を示してきた。ベティス、エスパニョール、レアル・ソシエダ…。なかでも、ソシエダはダビド・シルバの代役兼競争相手を探しており、そこに久保を嵌める考えを以前から持っていた。
ただ、ここにきて、非常に関心を強めているのがクラブがある。それはマジョルカだ。
マジョルカは再びレンタルでの久保獲得を希望しているという。また、久保の年俸(推定200万ユーロ/約2億6000万円)を負担するとされる。一方、マジョルカ側に買取オプションは付けられないようだ。
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■マジョルカが久保を欲する理由
気になるのは、マジョルカが再び久保を欲しがる理由だ。
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