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抗酸化成分が多い大根の部位は「上部」or「下部」?栄養士が詳しく解説

こんにちは!栄養士食堂です!

大根は上部・中部・下部の3つの部位に分けられます。

それぞれの部位によって甘みや成分量が異なるのが特徴的ですが、今回は「抗酸化成分」に注目していきたいと思います。

大根には抗酸化作用のある「イソチオシアネート」が含まれますが、「上部」と「下部」でその量が異なります。

そこで今回は栄養士が「抗酸化成分が多い大根の部位は『上部』or『下部』?」を詳しく解説していきたいと思います。

興味がある方は最後までご覧くださいね。

今回の目次

1 大根の栄養について
2 選び方・保存方法
3 抗酸化成分が多い大根の部位は『上部』or『下部』?
4 最後に

1.大根の栄養について

大根の根の部分は約95%が水分です。根には胃もたれや胸やけ予防に効くジアスターゼなどの消化酵素が、葉にはβ‐カロテン・カルシウム・ビタミンC・食物繊維などの多くの栄養が含まれます。

2.選び方・保存方法

【選び方】

・根にツヤとハリがありスベスベしているもの

・ずっしりと重いもの

・ひげ根の毛穴が浅くて少なく、まっすぐ並んでいるもの

【保存方法】

まるごと保存する場合

葉は取り除き、新聞紙やラップに包み冷暗所で立てて保存する。

ただし、夏場は葉を取り除いたら、新聞紙やラップに包み野菜室で立てて保存する。

カットしたものを保存する場合

キッチンペーパーで包み、密閉袋に入れたら野菜室に立てて保存する。

3.抗酸化成分が多い大根の部位は『上部』or『下部』?

お待たせしました。「抗酸化成分が多い大根の部位は『上部』or『下部』?」を解説していきます。

抗酸化成分が多い大根の部位は、下部!

大根の辛味成分であるイソチオシアネートは、抗酸化作用があり、体内の解毒酵素の働きを高めてがんを予防する効果が期待できると言われています。

イソチオシアネートは、辛味の強い下部の方に多く含まれ、その量は上部と比べると約10倍もの差があります。

イソチオシアネートは、すりおろしたり、切ったりしたときに大根の細胞が破壊されることで生成されます。

また、切るよりもすりおろした方がイソチオシアネートは活性するので、下部は大根おろしにすると効率よく栄養が摂れ、おすすめです。

まとめ
抗酸化作用のあるイソチオシアネートという大根の辛味成分は、上部より下部に約10倍も多く含まれます。イソチオシアネートは切るよりもすりおろした方が活性することがわかっているので、下部の調理方法は「大根おろし」がおすすめです。

4.最後に

いかがだったでしょうか。

抗酸化作用のあるイソチオシアネートは、上部よりも下部に多く含まれていることがわかりました。

イソチオシアネートは、すりおろすことで活性するので、下部は大根おろしにすると栄養が効率よく摂れます。

大根を使う際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

そのほか栄養士食堂では、夏バテは「麦とろごはんを食べて!!」栄養士からのお願い そのワケとはいりごまは「調理前にすりつぶしてください!」栄養士がお願いするワケとはをわかりやすく解説しています!ぜひご覧くださいね。

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SNS総フォロワー1万人突破!失敗しない買い物術がひと目で分かる!食材の選び方・保存方法などを発信中*|【保有資格】栄養士・保育士|【職歴】保育園の栄養士として、調理・献立作成・食育活動などの多岐に渡る業務を経験。給食で使用する食材を自ら買い物にいく中で食材の選び方、保存方法のノウハウを学ぶ。現在はその知識を活かし、栄養士ライターとして活動中|【Yahoo!更新時間】毎日17時|企業からの案件も多数|インスタ・X・YouTubeも運営中 

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