運が良ければ「伊達アジ」が食べられる!ランチタイムを狙っていきたい海鮮割烹
旅行・グルメ・おでかけライターのsatochinです。人気観光地に出かけたら一緒に楽しみたいご当地グルメを紹介しています。今回は愛知県宇和島城の前にある「海鮮割烹 一心」。ランチタイムでは希少な伊達アジも食べられますよ。
現存天守閣のひとつ「宇和島城」
愛知県宇和島市にある宇和島城は、現存天守閣12のうちのひとつで、国重要文化財に指定されています。築城の名手・藤堂高虎が設計した一見四角形に見えるのに、実際は五角形の城郭が特徴です。
標高73mの丘陵に建っているので登るのは少し大変ですが、宇和島市の街と宇和海の絶景が見渡せます。出かけた日は生憎のお天気でしたが、立ち込める雲が逆に神秘的でした。
現存天守閣は中の階段が急なため最上階まで行くのに苦労するのですが、こちらの天守閣は三重三層と小さいので比較的楽にのぼれます。
宇和島城公式ホームページ(外部リンク)
宇和島城への登り口にある「海鮮割烹 一心」
宇和島城への入口となる藩老桑折氏武家長屋門の近くにある海鮮割烹。正面には宇和島観光物産協会や市営 城山下有料駐車場があり、宇和島城観光にはとても便利な場所にあります。
お城の見学を終え、降りてきたところでちょうど11時半の営業時間となったので、そのまま利用しました。
1984年(昭和59年)宇和島栄恵町港の小さな和食屋さんからスタートして、1995年にこちらへ移転。2018年に二代目へと引き継がれ、今年で40年。歴史のあるお店です。
2017年にお店をリニューアルしたそうで、今風の新しい外観から観光客目当てのお店だろうと、あまり期待せずに入ったのですが、いい意味で裏切られました。
食べ終えて外に出るとお店の外には大行列が!あとから知ったのですが、宇和島鯛めしのおいしいお店として上位に選ばれている人気店でした。
ひのきの原木を磨いたカウンター席に座りましたが、掘りごたつのお座敷もあります。
愛媛グルメをお得に楽しむランチメニュー
ランチでは、鯛めし定食1,650円(税込)に+450円で、ふかゆざらしハーフのついたAセット、ふくめんハーフつきのBセットがあります。他、さつま定食1400円(税込)を、やはり+450円でふかゆざらしハーフのついたAセットか、ふくめんハーフつきのBセットにすることができます。
ふかゆざらしは、サメを熱湯で湯通ししたあと冷水でしめたものを辛子味噌でいただくもの、ふくめんは、糸こんにゃくに魚そぼろと薬味を乗せたもので、どちらも宇和島の郷土料理です。
他には海鮮丼や1日限定10食の伊達あじ定食。
前夜にふかゆざらしとふくめんを食べていたので、海鮮丼と鯛めし単品をオーダーしました。
いざ、実食!
まずは、鯛めしが運ばれてきました。
驚いたのはお椀の大きさ!
蓋をあけるとたっぷりと身がついた大きなアラが入っていました。
宇和島の鯛めしは、鯛のお刺身を醤油ベースのタレと生卵(他に海藻なども入っています)と一緒にいただきます。
他のお店でも鯛めしを食べていますが、こちらのタレは甘さ控えめで個人的にはかなり好みの味!宇和島産の鯛もぶりんぶりんで、歯ごたえが違いました。
少し遅れて海鮮丼も着丼。
宇和島の新鮮な海鮮が乗っています。
大将に聞いてみたところ、カツオの刺身、カツオのたたき、イカ、タコ、伊達あじとのこと。
はて?伊達あじ?
そういえばランチ限定メニューにもあったような。
宇和島でとれるブランド鰺で、普通の鰺より身が大きく、脂がのって、ふっくらしているのだそうです。
確かに食べても、聞くまで鰺だとはわかりませんでした。
最初に知っていたら、伊達あじ定食のおつくり定食かあじめし定食を頼んだのに!
あじめし定食は鯛めしの鯛のお刺身のかわりに、伊達あじのお刺身をタレと卵で食べるのだそうで、絶対おいしいに決まっています。リサーチ不足でした。
いつでも食べられるわけではないそうなので、もしお店に入って見かけたら超ラッキーです!鮮度にこだわりランチ限定のメニューとなっています。
海鮮割烹 一心
住所 愛媛県宇和島市丸之内1-3-2
電話番号 0895-24-6698
営業時間 11:30~14:00、17:00~21:30
定休日 日曜日
公式ホームページ 海鮮割烹 一心(外部リンク)