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オートバイのあれこれ『ディアベル・フォー・ベントレーの続報!』

Rotti.モトエンスー(moto enthusiast)
画像引用元:ドゥカティ公式サイト

全国1,000万人のバイク好きたちへ送るこのコーナー。

今宵は『ディアベル・フォー・ベントレーの続報!』をテーマにお話ししようと思います。

先日、ドゥカティとベントレーによるコラボレーションモデル『ディアベル・フォー・ベントレー』のご紹介をしましたが、ついに(予価ではありますが)価格が発表されました。

760万円!!

私の予想を上回っておりました!

『ディアベル・フォー・ベントレー』は、ベントレーのクーペモデル『バトゥール』をモチーフとしたアレンジが車体に施され、元となっている『ディアベルV4』のラグジュアリーな雰囲気にいっそう磨きがかかっています。

アルカンターラ製シートやカーボンパーツなど、ハイエンドな部品が多用されていて、かつ世界500台限定なので、妥当な価格と言えば妥当なのかもしれませんね。

いや、バトゥールの価格が日本円で約2億7,000万円であることを考えると、このディアベルの760万円はむしろ安いかも?

▲高級なパーツを惜しみなく使用(画像引用元:ドゥカティ公式サイト)
▲高級なパーツを惜しみなく使用(画像引用元:ドゥカティ公式サイト)

さて、ディアベル・フォー・ベントレーの詳細は以前の紹介記事をご覧いただくことにして、ここでは“そもそも『ディアベルV4』がどのようなバイクなのか?”軽く説明したいと思います

ディアベルV4は、ドゥカティが2022年にリリースしたまだまだ新しいモデルです。

▲標準仕様のディアベルV4(画像引用元:ドゥカティ公式サイト)
▲標準仕様のディアベルV4(画像引用元:ドゥカティ公式サイト)

近年のドゥカティが力を入れて開発しているV4エンジンを、マッスルクルーザースタイルの車体に搭載しています。

一見、ハーレーダビッドソンの類のバイクだと思われるかもしれませんが、ディアベルV4はどちらかというとドラッガー系、つまり、ドラッグレースマシンのような直線での加速感やエンジンのパワーを楽しむキャラクターとなっています。

もちろん排気量が1,200ccほど(1,158cc)もあるので、トルクを活かしたゆったりクルージングも可能ですが、ディアベルV4の真の価値は、そのルックスを裏切るキレのある走りだと言えます。

一つの指標としてもらいたいのが、車重。

ディアベルV4の車両重量は、乾燥状態で211kg、装備状態で236kgです。

この数字を同じくらいの排気量のハーレーダビッドソンと比べると、日本でも人気の『スポーツスター XL1200X』は装備重量が約250kgとなっています。

この比較を見てもらえれば、水冷V4エンジンを積んだディアベルが「ダイエットを頑張っている」ことが理解してもらえるのではないでしょうか。

▲見た目を裏切るスポーツ性を秘めている(画像引用元:ドゥカティ公式サイト)
▲見た目を裏切るスポーツ性を秘めている(画像引用元:ドゥカティ公式サイト)

見た目はゴツいけれど、想像以上に軽やかに走れる。

ディアベルV4は「運動神経の良いデカい奴」と思ってもらえればいいでしょう。

モトエンスー(moto enthusiast)

バイクを楽しむライター。バイク歴15年で乗り継いだ愛車は10台以上。ツーリング/モータースポーツ、オンロード/オフロード、最新バイク/絶版バイク問わず、バイクにまつわることは全部好き。

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