調味料を入れて炊く!?いきなりちらし寿司の作り方【圧力鍋レシピ】
圧力鍋研究家のさいとうあきこです。
ひなまつりには、【ちらし寿司】を作る方も多いと思います。
でも、寿司めしを作るのって、意外と大変!
炊き立てのご飯を飯台に移して、寿司酢を回しかけたら、
切るように混ぜながら冷ます必要がありますよね。
今回ご紹介するこの方法なら、飯台もうちわも使いません!
お米を調味料と一緒に炊くから、
ふたを開けたら、お米の中まで味がしっかり染み込んだ
とってもおいしい寿司めしの完成!
今回は、具材も一緒に入れて、さらにラクして作るちらし寿司をご紹介します!
炊飯器がない我が家では圧力鍋で炊いていますが、炊飯器でも作れますよ。
材料
米 2合
水 300mL
砂糖 大さじ2
塩 小さじ1
酢 大さじ4(60mL)
(具材用)
にんじん 30g(粗みじん切り)
れんこん 30g(粗みじん切り)
(飾り用)
にんじん、れんこん 適量(3ミリ厚さの飾り切り)
作り方
1)米は洗って分量の水に30分以上つけておく。具材用のにんじん、れんこんは粗みじん切り。飾り用のにんじんは3ミリ厚さに切り、花型で抜く。れんこんは3ミリ厚さに切り、花れんこんにする。
(ポイント)
洗ったお米は、まず水につけてしっかり吸水させてください。調味料を一緒に入れると、お米の芯まで水が入らず、芯が残った炊き上がりになることがあります。
2)圧力鍋に米をつけ水ごと入れ、砂糖、酢、塩を入れてよく混ぜ、具材用のにんじんとれんこんをちらし、その上に飾り切りしたにんじんとれんこんをのせる
3)圧力鍋のふたをして火にかける。
沸騰して圧力がかかったら、圧力を保つ程度に火力を弱めて、「白米炊飯」と同じ時間、加圧調理する(加圧時間1〜5分)
(ポイント)
砂糖が入っているため、火力が強すぎると鍋底が焦げてしまいます。必ず火力を弱めてください。
また、ビルトインタイプのIHコンロは、火力が強く焦げ付きやすいので特にご注意ください。
4)時間になったら火を止めて、そのまま圧力が下がるまでしばらく待つ
5)圧力が下がったらふたを開けて、飾り用のにんじんとレンコンを取り出し、全体をよく混ぜる。バットなどに広げて冷ます
(ポイント)
圧力が下がったらなるべく早くふたを開けて、米をほぐして、余分な水蒸気を逃しましょう。バットにクッキングシートを敷いて、その上に寿司めしを広げると、水蒸気が飛びやすいのでおすすめです
6)皿に盛り、錦糸卵などお好みの具材をあしらう
動画でもご紹介しています
アレンジいろいろ
寿司めしが簡単に作れたら、アレンジして楽しみませんか?
〈カップちらし寿司〉
小さなカップに寿司めしを入れ、上にお好みの具材をあしらいます。
お子さま用や、ホームパーティーなどにもぴったりです。
〈デコいなり寿司〉
市販のいなり揚げに寿司めしを詰め、上に錦糸卵や菜の花、桜でんぶなどをあしらいます。
お花見弁当にもぴったりですね。
まとめ
寿司めしが簡単に作れると、アレンジも楽しめますね。
今回は、具材を一緒に炊き込んで「いきなりちらし寿司」にしましたが、
具材を入れず、お米と調味料だけで炊けば、シンプルな寿司めしになるので、
手巻き寿司などにも活用できますよ。
「一緒に炊き込むと、酢の風味が飛ばないの?」と心配されるのですが、
酢の酸味がまろやかになり、お米の一粒一粒まで、味がしっかりと入るので、
とってもおいしいんですよ!
ぜひ、お試しください!
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