片付け場所を決めたはずなのに散らかったしまう方必見お片付けのプロが教える家族全員が戻しやすくなる方法
モノの住所を決める。モノの定位置を決める。という言葉を聞いたことはありますか?
モノを整理し、高さや動線、アクション数などを考えながら収納位置を考え、最後に定位置(置く場所を定める事)を決定していきます。定位置を決めたら大切なことは家族全員がその定位置を把握すること。次に使いやすいよう、そして探し物をしないよう定位置にしっかり戻すことを心がけなければいけません。
今回はそんな定位置をみんなで把握できるためのポイントをご紹介していきます。
定位置が決まったらラベリングがおすすめ
ラベリングをすることで家族全員が何がどこにあるのか、分かりやすくなります。
ラベリングには様々な方法があります。ラベルシールを活用した方法や、マスキングテープに手書きをする方法。そしてまだ文字が読めないお子さんであればイラストを描いて貼ったり、中に入っているモノの写真を撮り、貼ることもおすすめです。
ちなみにですが・・・我が家の3姉妹は小さい頃から好きな色が明確で、それぞれメンバーカラーがあるのですが、そのカラーは家族全員が把握しているので3姉妹のそれぞれが引き出しを所有しているときに、その色別で分けることによってまだ文字が読めない幼稚園生の3女でも「これは長女ちゃんの!」「これは次女ちゃんの」「これはわたしの!」と理解してくれています。
そこにものがなくても置き場がわかること
我が家ではパッケージを見たら一目でわかるようなものにも収納ケースにラベリングをしています。それはなぜか?それは収納ケースに入っていない状態の時でも何を入れたらいいのか分かりやすくするためなんです。
例えば、我が家みんなが大好きな納豆は、よく消費します。常になくならないよう補充を心がけていますが、うっかり忘れてしまうことも・・・。そんな時ラベリングをしておけば空っぽのケースでも、どこに納豆をしまえばいいのかが分かりやすいのです。これがもしラベリングがされていない場合は空の収納ケースがそこに置いてあるだけでは、どこに何を入れたらいいのか家族で把握できず、各々で《置きやすい場所》に置いてしまい。在庫の管理がしっかりできなくなってしまいます。
定位置を決めたらそのあと使った時のことも考えてラベリングをする。家族みんながわかりやすく使いやすくなるための方法なんです。