千葉で度胸試し!地獄のぞきで目にする絶景を堪能しながら、日本一の大仏様にお参りしよう
今回私が訪れたのは秋真っ盛りの千葉(12月10日訪問)。赤く色づいたモミジや真っ黄色のイチョウの葉が風に吹かれて舞っている。
訪れた目的は千葉の鋸山(のこぎりやま)にあるという「地獄のぞき」だ。その場所からの絶景を一度観てみたかった。
鋸山の南斜面全体を境内とする日本寺。
日本一の大仏様や百尺観音像、千五百羅漢像など多くの見どころがある。
秋から冬に移り変わっていく季節を感じながらゆっくりと境内を散策するのも心地良い。
豊かな自然を満喫しつつ、今年最後の度胸試しに山頂からの「地獄のぞき」に挑戦してみるのも楽しそうだ。
鋸山日本寺
日本寺は約1300年前、聖武天皇の命を受け、行基菩薩によって開かれた関東最古の勅願所である。宗派は禅宗(曹洞宗)。
御本尊は薬師瑠璃光如来。
山の岩壁に彫刻された御本尊の大きさは全長31.05mで日本最大である。薬師瑠璃光如来は病苦を救う医薬の仏様で、左手に薬壺を持っているのが特徴だ。
実際に境内を巡ってみて
今回は徒歩で境内全体を巡る。そこで大仏広場にアクセスしやすい東口管理所からスタートすることにした。
境内の各所に掲示されている案内図には、順路と目安の所要時間が示されていたので参考にして巡って欲しい。
境内はとても広いので、隅々までゆっくり見る場合は一日では足りないくらいだ。今回はすべての要所を巡って4~5時間の滞在時間となった。
地獄のぞき
山頂広場まで到着したら「地獄のぞき」にチャレンジしたい。
天気に恵まれると、東京湾を一望しながら遠くには富士山を観ることができる。
先端では訪れた人たちが交代で写真を撮っていたが、高度感のある写真を撮るのはなかなか難しい。
もし時間があれば、手前の山頂展望台から誰かに撮影してもらった方が高度感のある写真が撮れるので良いかもしれない(上の写真は山頂展望台から撮影)。
高所恐怖症の私は終始へっぴり腰だった。
御朱印
御朱印は大仏広場の売店でのみ受けることできる。
この広場にはベンチなども用意されているので、歩き疲れた場合は少し休憩をはさみながら散策して欲しい。
最後に
たくさんの見どころがある鋸山日本寺。
日本一の大仏様や地獄のぞきもとても印象深いが、私の中で最も心に残ったのは羅漢像だ。
自然の岩壁をそのままに1553体の羅漢像が鎮座している。そして羅漢像はみなお顔が一体一体異なるのだ。
ただ通り過ぎるのではなくその表情にも注目して欲しい。
また、境内には「ラピュタの壁」と呼ばれる美しいスポットがある。まるでラピュタの世界観をそのまま表しているような場所だが、気になる方はぜひ今年最後の冒険に出かけてみてはいかがだろう。
【基本情報】
鋸山日本寺
住所:千葉県安房郡鋸南町鋸山(日本寺東口駐車場)
アクセス:
*お車でお越しの場合
東京→川崎→アクアライン→木更津→鋸南保田
*電車でお越しの場合
JR「東京駅」より内房線「浜金谷駅」もしくは「保田駅」下車
(ロープウェイご利用の場合は「浜金谷駅」下車)
(表参道から上る場合には「保田駅」から遊歩道)
駐車場:有
拝観時間:9:00~16:00(最終入場は15:00)
拝観料:大人700円 小人(4~12歳)400円
鋸山日本寺公式サイト
【参考資料】
鋸山日本寺公式サイト
鋸山日本寺配布パンフレット
京葉銀行配布パンフレット