【年中児】人のモノ、新しいものを欲しがります。どんな対応をすればいい?
年中の娘は新しいおもちゃや人のモノばかり欲しがります。
よそはよそ、うちはうち!と言っていますが、最近なかなか引き下がらなくなってきました。
どんな風に対応すればよいでしょうか…
相談ありがとうございます。
子どもはよく人のモノを欲しがりますし、年中児になると『みんな持ってるのに』など口も達者になってくるので対応も困ってしまいますよね。
人のモノを欲しがったり、新しいものをねだってきたときの対応を紹介します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
親の態度には一貫性をもたせて
何かモノをねだられたとき、『よそはよそ、うちはうち!』と伝えること自体は家庭の考えによりますが、親がその考えであるなら一貫性を持たせることが大切です。
親が子どもや自分自身を他の人や別の家庭と比べていませんか?
・○○ちゃんはもう平仮名全部書けるって
・△△くんはお片づけ自分でやるんだってよ
・◇◇さんのお家も21時には寝てるらしいよ
こんな風に普段話しておいて、子どもがモノを欲しがったときだけ『よそはよそ、うちはうち!』では子どもが納得するのは難しいでしょう。
他と比較させるような発言をさせたくないのであれば、まずは親が一貫してよそとの比較をしないように徹底しましょう。
欲しがったときの具体的な対応方法
普段から意識せずに比較してしまっている場合、意識して態度を一貫させ、それが浸透するまでには時間がかかります。
欲しがったときのオススメな対応としては、子どもと話し合うことです。
頭ごなしに否定してばかりいると、親の見えないところで抑圧された自分の気持ちを発散させようとします。
・どうしてそれが欲しいのかな?
・本当に必要なモノか一緒に考えてみない?
・何か買うときのおうちのルールを一緒に決めよう!
など、子どもの気持ちに寄り添ってみましょう。
話を聴いてみるのです。
そうすれば、最終的に買わなかったとしても親に対する信頼が壊れることはありません。
絶対にやってはいけないこと
それは、なんでも否定して頭ごなしに押さえつけること、もしくは面倒くさいからと子どもに言われるがままになんでも買うことです。
前者は前述のように見えないところで隠れて発散する危険があり、後者は、『ゴネれば親は自分の言うことをきいてくれる』という子どもの学びとなり、これから先も気に入らなければ欲しがったり駄々をこねたりする行動がエスカレートしていきます。
年中児というのは、我慢する脳が育っている真最中。
しっかりと納得して我慢する、という経験をつめばつむほど我慢する、考える力が伸びていきます。
納得するまで時間がかかって大変なこともあるかもしれませんが、根気よく話し合っていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。