【叩く子の心理】我が子がお友だちを叩いてしまった!どうして叩くの?具体的な対応方法は?
目の前で子どもがお友達を叩いてしまった時、どう対処すべきか悩みますよね。
相手へのフォローはもちろんですが、本人へ叩いていけないことをきちんと伝えなければいけません。
叩かれた子が気にしていなかったとしても、叩く行為はよくないと理解させる必要があります。
この記事では、叩く子どもの心理と対応方法について解説していきます。
子どもが手を出してしまう、と困っている保護者の皆さんはぜひ最後まで読んでみてくださいね。
叩く子どもの心理とは?お友達を叩いてしまった時どうする?
お友だちに手がでてしまう子どもの心理として次のようなものがあげられます。
自分の気持ちをうまく言葉で表現できない
怒りや悲しみの感情を言葉で表せず、叩くことで伝えようとしています。
相手を自分の思い通りにしたい
以前に、叩くことで相手が言うことを聞いてくれた経験があったのかもしれません。
気をひきたい
叩けば騒がれるので、注目が向くと思っている可能性があります。
悪いことだと認識していない
反撃されたり、ひどく怒られた経験がないので、悪いことをしていると理解していない可能性があります。
もしくは、コミュニケーションのひとつとして叩いている場合もあります。
叩いた時の親の対処法は?
子どもがお友だちを叩いた現場に親がいた場合、以下の点に気をつけて対応しましょう。
感情的にならない
大声をだしたり怒りの感情をストレートに表現してはいけません。
叩くことがいけない、と伝えたいのに「ママ/パパに怒られた」という印象だけが残ってしまいます。
理由を聞く
なぜ叩いたのか、なにがあったのか、状況や理由を聞くようにしましょう。
言葉にできない場合は、想定できる内容をきいてみます。
しっかり向かい合って会話することで、感情を言語化する練習ができます。
感情表現の仕方を教える
お友達は叩かなくても、わかってくれることを教えてあげましょう。
お話をすることで気持ちが伝わることを理解させなければいけません。
無理に謝らせない
子どもに対して「謝りなさい」と形式的な謝罪をせまってもあまり効果はありません。
親がお友だちに対して真剣に謝る姿を見せます。
叩くことはいけないことなのだと認識させたうえで、どんな行動をすればよいのかしっかりとモデルを示します。
事前にお約束をしておくのも一つの方法
お友だちを叩いてしまったら、事前にどんな行動をとるのか決めておくのも一つの方法です。
具体的には以下のようなものがあるでしょう。
・遊びに行っていたのであれば家に帰る
・タイムアウト法を実施する
(その場から離れて静かな空間で自分の行動を振り返る時間を設ける)
また、親が子どもを叩くと、子どもは要求を通す手段として暴力を学んでしまうので気をつけましょう。
絵本を活用するのもオススメです。
子どもの年齢発達に合わせて、ぜひ実践してみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!