意外な限定!榮太樓総本舗さんのカジュアルブランド「にほんばしえいたろう」のどら焼きはアトレ恵比寿だけ
桜餅に桜のお饅頭、はたまた桜餡のお団子など、和菓子屋さんの店頭はでは桜前線が通過しはじめましたね。
さて、桜餡には様々なタイプがあります。薄紅色に染め上げたもの、その中に刻んだ桜の葉の塩漬けを混ぜ込んだもの、または染めずに白餡そのままの姿に桜の葉の塩漬けを刻んだものなど、お店によってアプローチはさまざま。
東京都渋谷区は恵比寿駅。発車メロディーはお馴染み、ヱビスビールのSMソングというのも有名な駅ですが、実はこちらの駅ビル・アトレ恵比寿にはここでしか買えない老舗のどら焼きがあるのです。しかも、お日保ちは当日のみかつ定番から季節商品まで揃うというからぜひ皆さんにお伝えしたい。
今回は創業1818年の老舗「榮太樓総本舗」さんのカジュアルブランドで2013年に誕生したか「にほんばしえいたろう」さんのアトレ恵比寿限定「美味どら(うまどら)」シリーズの「桜餡」・「黒豆とコーヒー」をご紹介。
バーガー袋にすっぽりと納まったどら焼きは、直径約7cm。一般的などら焼きより一回りほど小柄です。食欲をそそる薫香立ち昇る皮の表面はしっとりとしているものの、端の方はさっくりとしており、控えめな甘さと相まってホットケーキのような味わいです。しっとりしすぎていないからこそ、カスタネットのような中餡を魅せる挟み方ができるのですね。
まずは桜餡。ほんのりと自然な薄紅色に染まった桜餡には、桜の葉の塩漬け入り。こちらが実にフレッシュ!青々しく鼻から抜けていくような涼香はどこか大人っぽい桜の魅力が花開き、皮の甘味を抑えているぶん桜餡の優雅な味わいがはっきりと縁取られます。
物足りないわけではないのに心地よい香りが恋しくなり、もうひとつと手が伸びてしまいそうです。
そして黒豆とコーヒー。こちらは珈琲餡に黒豆の蜜煮がたっぷりと潜んだ和洋折衷のどら焼き。こちらもまた香りを重要視しているのがひしひしと伝わってきまして、深煎りの珈琲が鼻腔を擽っているかのよう。
あんこやどら焼きの皮の甘味ではなく、まろやかな蜜がしっかり染み込んだ黒豆の甘さが全体を包括しているような存在感。こちらも満足感はあるのにもうひとついただきたくなる不思議。
他にも定番商品といたしまして、素朴な小豆の味わいが活きたつぶし餡と求肥シートが入ったもち入りがあり、常時3~4種類程展開しているとのこと。
箱もお洒落ですし、お日保ちは当日中ではありますがお土産にはぴったりなのではないでしょうか。ここでしか買えない限定の東京土産!としても、ちょっと自慢できるかも…?
東海道新幹線であれば、JR品川駅まで山手線で約10分ですので、乗車前にお立ち寄りいただくのもありかと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
<にほんばしえいたろう・アトレ恵比寿店>
公式サイト(外部リンク)
東京都渋谷区恵比寿南1-5-5
03-5475-8353
10時~21時