意外と知らない、鶏肉の切り方。そぎ切りや観音開きのやり方とメリットを詳しく解説します。
あなたは、鶏肉の切り方わかりますか?
意外に知らないという方は多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では、
鶏むね肉のそぎ切りと観音開きのメリットと
その方法を解説していきます。
冒頭の質問に自信を持って「はい」って言えかなった方、ぜひ、最後まで読んでください。
鶏肉のそぎ切りのメリット
そぎ切りは、包丁を寝かせて、
食材を斜めにそぎ落とすように切る方法のことです。
鶏むね肉は、火の通りが早いのですが、
調理の際に水分が抜けてパサパサになりがちです。
そぎ切りは、お肉の繊維を断ち切って薄切りにするため、柔らかく仕上げることができます。
他にも、断面が広いので、味が入りやすい、
短時間で火がとおる、といったメリットもあります。
そぎ切りの方法
身が大きくて、包丁が使いづらい場合、
縦半分に切っておきましょう。
むね肉の皮を下にしてまな板の上おきます。
包丁をお肉に沿うように寝かせて、
包丁の腹の部分をお肉につけた状態で、
身を斜めにそぐように切れば、そぎ切りができます。
☆繊維を断ち、断面を広くとるために、しっかりと包丁を寝かせることがコツです。
もう片方も、同様に切っていきます。
そぎ切りにした鶏むね肉は、ソテー、唐揚げ、煮物等
なんにでも使えるので、とても便利な切り方です。
同じ調理法で作った時、
むね肉をぶつ切りとそぎ切りを比べると、
出来上がりの食感が全然違います。
パサつくのを防ぎ、柔らかく仕上がります。
鶏肉の観音開きのメリット
観音開きとは本来、
中央から左右に開く二枚の扉のことです。
両側に開く扉のようにむね肉やささみを切り開くことで
身の厚さを均一にし、
火の通りが均一に早くなる・味の染みが良くなる
などのメリットがあります。
また、身が薄くなるので、
アスパラやチーズなどを巻くことができ、
料理の幅が広がります。
鶏肉の開き方
1 皮目を下にして、まな板に縦向きにおく。
2 身の中心部分に、繊維の境目があるので、
そこの包丁を入れて、
鶏肉の厚みの半分まで切り込みを入れます。
3 (右利きの場合)切り込みの左側の身を開く。包丁を寝かせて、ゆっくりと丁寧に削ぐように切る。
切りすぎて切り落としてしまわないように注意。
4 左側ができたら、鶏肉を180度回転させ、
元右側の部分も同じように開くと完成
ポイント①
包丁を真横になるくらい寝かせること。
ポイント②
焦らずゆっくり開くことで失敗せずに
観音開きができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
切り方一つで、料理の出来栄えや食感が変わってきます。
参考にしてもらえたら、嬉しいです。