【鎌倉市】昨年よりも15品種増量!7月からは早朝開園も。大船フラワーセンターでハスの魅力を再発見!
大船フラワーセンターは、世界各地から集められた珍しい植物や、美しい花々が四季折々に咲き誇ります。広大な敷地には、テーマごとに分かれた庭園や無加温室があり、植物の生態や栽培方法について学べる展示も充実しています。
今の季節は、ハスが見頃。園内では255品種以上、400~450鉢の美しい花と大きな葉を観賞することができます。
今回は、神奈川県立大船フラワーセンター園長の榎本様にお話を伺いました。
季節の植物がエントランスを彩る
美しく神秘的なハスの魅力に触れる
ハスは、アジア圏だけでも1,500~2,000種類、世界では4,000種類もあるのだとか。
花の色は、アジア圏に生息する「赤」、アメリカに生息する「黄色」、その中間の「黄紅」、赤から色が抜けた「まだら」、花びらは白く先が赤い「爪紅」、白に近い黄色の「白」と大きく分けて6種類。
花びらは多層になっており、25枚以下の「一重」、26~49枚の「半八重」、50枚以上の「八重」と、一枚一枚が優雅に重なり合っています。
朝に花を開き、夜になると閉じるその姿は、まるで一日の始まりと終わりを告げるかのようです。
7月6日(土)からは、「ハスの葉シャワー」が見られます。ハスの葉や茎には酸素を供給するための通気口があり、水を流すと葉から水がシャワーのように放射状に飛び散るそうです!
早朝からハスの鑑賞を楽しむ!
7月6(土)、7(日)、9(火)~15(祝)、20(土)、21(日)、27(土)、28(日)、8月3(土)、4(日)の日程で、朝7:00に開園し、早朝に咲くハスを楽しむことができます。
ハスは一般的に早朝に開花し、夜に閉じるというサイクルを3日~4日間続けます。早朝にハスを観察することで、花が開く瞬間を見ることができるかもしれませんね。朝の涼しい時間に鑑賞できるのも気持ち良さそうです。
期間中、カフェも8:00~9:00まで早朝営業を行います。9:00~9:30クローズのあと、通常営業は9:30~16:00となります。
他にも見頃を迎える鮮やかな花々
6月中旬~7月初旬頃にかけて「マルバデイゴ」(丸葉梯梧)が花期を迎えます。マメ科の植物で、卵形の葉、鮮やかな赤い花を咲かせ、蝶のような花の形が特徴です。美しい花と独特の姿に魅力を感じます。
6月下旬からは「アガパンサス」も見頃です。アフリカンリリーとも呼ばれる南アフリカ原産の植物で、夏に華やかな彩りを添えてくれます。その美しい花と育てやすさから、多くのガーデナーに愛されています。
バラも6月下旬~7月上旬が見頃。300種類、1200株のバラが咲き誇り、香り高い花々とともにロマンティックな散策を楽しめます。品種名の掲示を見ながら、その種類の多さに驚きます。
同園では、年間を通じて様々なイベントやワークショップが開催されており、ガイドツアー、園芸教室、花の展示会など、多彩なプログラムが用意され、植物に関する知識を深めることができます。
季節ごとに異なる風景が楽しめるので、訪れるたび新たな魅力にも出会えます。
ぜひ、美しい植物たちとともに特別なひとときをお過ごしください。
*掲載時の内容です。営業時間等の変更の可能性がありますので、お出かけの際は最新情報をご確認ください。