【鎌倉市】パンとお菓子の工房「鎌倉なないろファクトリー」曜日限定ドーナツや鎌倉やさいのサンドイッチも
静かな街並みに溶け込み、まるで秘密の場所のように佇む「鎌倉なないろファクトリー」。
日替わりで、ふんわりとした食パン、食べ応えのあるお惣菜パンや、曜日によってドーナツを提供しています。
同じ敷地内にある「レインボーズファーム鎌倉」で自家栽培された鎌倉やさいのサンドイッチも味わえるパン屋さんです。
おいしいパンは日常のごほうび。毎日をちょっと特別にする、心と体にやさしいパンを味わってみませんか?
「鎌倉なないろファクトリー」とは?
「おいしいをつなぐ」をモットーに、材料はできる限り国産のものを使用し、ひとつひとつ丁寧に手作りされています。
店名の“なないろ”は、鎌倉やさいの「七色畑」から。七色の虹のようにカラフルで多様な野菜を取り入れたパンや焼き菓子を提供しています。
ショーケースには、食パン・お惣菜パン・おやつパン・焼き菓子・シフォンケーキなど、自家製酵母で焼き上げたパンが並び、週末にはチーズケーキも登場するそうです。
種類も日替わりなので、訪れるたびに新たなパンに出会えるのも楽しみですね。
ショーケースを眺めていると、ワンちゃんを連れたご夫婦や子ども連れのお母さん、「こんにちはー」とご近所の方が見え、いつものように会話を楽しみながらパンを購入されていきます。ここのパンが食べたくて遠方から訪れるお客様もいらっしゃるそうです。
取材中も続々とパンが焼き上がり、お昼頃になるとランチにピッタリのお惣菜パン2種類が並びました。
水曜日と金曜日限定のドーナツ
北海道産の小麦粉3種を独自の配合でブレンドし、ひと晩寝かせたという生地。
ひとつひとつ手作業で丁寧に成形し、圧搾一番搾りの菜種油で揚げているそうです。
フレーバーは、他にもラムレーズンやコーヒーアイシングが並ぶことも。何が並ぶのか、水曜日と金曜日のお楽しみです!
ひと口食べた瞬間から幸せ感で満たされます。ふわふわで、もちっとした食感がやみつきに。
手作りだからこそ、作り手の愛情やこだわりが伝わり、さらにおいしさが増すようにも感じます。
噛むほどに素材本来の甘みが引き立ち、口当たりが軽いこともあって、あっという間に食べてしまいました。
サンドイッチは水曜日、たまに金曜日
鎌倉やさいを自家栽培されており、採れた季節の野菜を取り入れたという「本日のサンドイッチ」(420円)をいただきました。
取材時は、手作り照り焼きチキン、レインボーズファームの野菜たち(紫カラシナ・緑カラシナ・京むらさき・ラディッシュ)、キャロットラペ、レタス、卵マヨネーズソースというラインナップ。それをサンドイッチ用に焼き上げたパンで包んだ、ヘルシーで贅沢な一品です。
作る人が見える安心感と、自然そのもののおいしさ。彩り豊かで食感も楽しく、ボリューム満点です!
毎日食べられたら幸せだろうな、と思いながら頬張りました。
おいしいを、つなぐ
農園で実ったもので作られたジャムは、季節によって異なり、今の季節は「ローゼル」です。
ハイビスカスの一種であるローゼルは、やや酸味のある風味が特徴で、ラズベリーやクランベリーのようなフルーティな味わい。
パンやヨーグルト、デザートのトッピングや、紅茶に入れるとハイビスカスティーのように爽やかな風味が楽しめるそうです。
小さなお子さま連れの方や、ワンちゃんのお散歩中の方、ちょっと休んでいきたいな、という時もありますよね。
テイクアウト専門店ですが、素敵なガーデンの一画を提供してくれます。ホスピタリティも抜群です。
ピクニック気分を楽しんだあとは、必ずごみの持ち帰りをお願いします。
スタッフの方々のあたたかい人柄と、丁寧に焼き上げられたパンの味わいに心もお腹も満たされます。
鎌倉にはまだまだ魅力的な場所やお店があると思い至りました。
併設の「レインボーズファーム鎌倉」直売所の営業は毎週火曜日と金曜日です。改めて訪問します!
*掲載時の内容です。価格や営業時間等の変更の可能性がありますので、お出かけの際はSNSの最新情報をご確認ください。
*手提げ紙袋(20円)も販売していますが、マイバッグ&マイタッパーをご持参ください。