【京都市西京区】元教員夫婦のあったかうどんキッチンカーは手作り椎茸のつくだ煮やなが~いポテトが絶品!
洛西ニュータウンの中にあり、リニューアルオープンして間もない「ラクセーヌ専門店」周辺で行われていた「西京ひろば」を2023年12月23日に訪れた時でした。センター前広場に仲睦まじい夫婦がうどんを中心としたキッチンカーを出していました。
ほのぼのとした雰囲気で商品も美味しそうだったので、「アンデス特製うどん」となが~いフライドポテトを注文してみました。ポテトはオランダ発祥の「ラスポテト」というそうで、外はかりかりで中は、ほっこりもちっとしていました。これだけなが~いと満足感十分です。
うどんは、京風のさっぱりしたうどんの上に薄揚げや昆布が乗っています。厳選した大分県の干し椎茸から手作りするというつくだ煮が出し汁のうま味と合わさって美味しい。常連客にも大好評なのだといいます。夫婦の息もぴったり、手際よく作業が進みます。
代表の水谷茂、圭子夫妻がキッチンカーで「アンデスCafe」を始めたのは9年前、英語の教員をしていた茂さんの定年退職がきっかけでした。圭子さんも小学校の教員でしたが、定年まであと2年を残して、大好きなうどんもあるカフェをやりたいとの茂さんの思いに、早期退職を決意したといいます。
大原野神社近辺のご自宅から、夫婦でいつも一緒に、学校やイベントなど出店可能なブースへ、京都府内のあちこちに出かけて行くのだとか。まだキッチンカーの少なかった開店当時から9年、「語りつくせないほどのエピソードがあるよ」と圭子さん。
「よく売れたイベントの帰り道、名神高速で突然のパンク、ロードサービスで一日の売り上げがぶっ飛んだことや暑さでタンクから水漏れ、修理費が大変な金額にになったこともあったわな」と茂さん。その後、まさかのコロナ禍へ。しかしどんな時も夫婦二人三脚で乗り越えてきました。
メニューには、他に「あんかけ玉とじうどん」やタピオカ抹茶ミルクやいちごミルク、オーガニックコーヒーや各種フレッシュジュースなどもあります。「街に出かけて行って、いろんな人とのコミュニケーションが楽しい。またそのつながりでいろんな所に呼んでいただいてます。まあ、ゆっくりとやっていますよ」と圭子さん。
何とも素敵な二人の笑顔に癒されました! 出店予定はアンデスcafeのブログで確認してくださいね!
「アンデスCafe」(外部リンク)京都市西京区大原野南春日野町1253 075-332-8783