Yahoo!ニュース

【仙台市】嗚呼、変わらないこの味…。お腹も心も大満足、仙台市民に愛され続けている「北京餃子」実食レポ

長谷川誠地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。

以前こちらの記事で「冷凍食品という形でご紹介する」という、若干普段の記事よりもトリッキーな形でご紹介した、仙台市民に愛され続けている町中華店「北京餃子」さん。その記事を書いた時は、仙台フォーラスの長期休業に伴う移転先問題が話題にもなっている時期でした。

<参考過去記事リンク:【仙台市宮城野区】恐るべし冷凍技術の進化。宮城県民に愛されるお店のメニューを自宅で味わう!

そして時は流れ。「北京餃子」さん、ついに2024年4月1日移転リニューアルオープンいたしました。仙台フォーラスの地下という馴染み深い場所から移転したお店。嗚呼、店内はどんな感じなんだろう、まさか味が変わってたりしないだろうか。個人的にそんなことを心配し、ヤキモキしておりました。

とはいえ、ワタクシが普段街ブラしているのは「北京餃子」さんがある青葉区ではなく宮城野区と若林区。日々それなりにパタパタと生活しておりますと、なかなか足を運ぶ機会に恵まれず、とうとう3か月経過し暦は7月。これはいかんと一念発起したわけでございます。

ということで、今回お送りするのは、そんな「北京餃子」さんの移転リニューアルオープンしたお店にやっとお邪魔できましたよ、という私情混じりの実食レポート。お腹も心も満たされました、というご報告記事で御座います。

北京餃子さんリニューアル店のあるビル
北京餃子さんリニューアル店のあるビル

お邪魔しましたのは仙台駅前のアーケード街の中にある、こちらの「しまぬきビル」。

はい、そうなんです。このビルの地下1階に「北京餃子」さんが移転リニューアルオープンしたわけなんです。看板には見慣れた中華風のキャラクターと北京餃子の文字。長年親しまれていた仙台フォーラス同様、地下にあるというのも北京餃子さん「らしい」感じがします。

地下への入口
地下への入口

ソワソワしながら、いざ突入! ビル脇の階段をくだり奥へと進むと、そこには…

店内の様子
店内の様子

北京餃子さんワールドが広がっていました。一瞬、あまりにオシャレ、シャレオツな雰囲気に「え? ここ北京餃子さんだよ…ね?」と思ってしまったワタクシです。仙台フォーラス地下にあった以前のお店が綺麗にリニューアルする前、どこかあちらの国の夜市屋台を思わせる雰囲気だったことを思い出し郷愁の念。

入口にある食券機
入口にある食券機

注文は入口にある食券機をポチっとすると、厨房にデータが飛んでいく仕組み。画面には大きく北京餃子さんのキャラクターがニイハオしてくれています。

食券機脇に飾られた
食券機脇に飾られた

そして食券機の脇には、仙台出身の宮本大君がサックスプレイヤーとして成長していく様を、まるで漫画から音が聴こえてくるかのように熱く熱く描いてくれている漫画「BLUE GIANT」の作者:石塚真一先生のサインが飾られていました。

これは漫画の中で北京餃子さんでの食事シーンが描かれているからでしょうか。綿密な取材を経て漫画が描かれていると「あとがき」にもありましたから、きっと石塚先生も「北京餃子」食べたんでしょうねぇ。

そういえば昨年公開の劇場版アニメも面白かった。熱かった。思わず泣いた。ジャズ・ピアニストの上原ひろみさんが手がける劇中挿入楽曲も神がかってましたし…。おっといかんいかん、思わず興奮してしまいました閑話休題。

メニュー表1
メニュー表1

食券機の画面ではちょっと見えにくかったため、恒例のメニュー表チェックは卓上に置かれている紙のメニュー表で。

個人的に何度もお世話になっている、リーズナブルでボリュームたっぷりの「日替りランチ 選べる麺セット」から、町中華定番の一品と定食。そして店名にも入っている「餃子」とチャーハン。

メニュー表2
メニュー表2

そして「人気No.1」と大きく書かれた、冷凍食品でも味わった定番メニューの「名物ジャンボ広東焼きそば」に、そばメシと各種麺類。相変わらず悩ませてくれる種類の豊富さ。どれも美味しそうです。

と、言いながら、久方ぶりの訪問。リニューアルオープン後の初訪問となるため、注文はココロに決めてきたんですけれどもね。

広東焼きそば普通盛り
広東焼きそば普通盛り

はい、ということで注文の番号も呼ばれて受け取ってまいりました!

今回ワタクシが注文しましたのは、定番かつ冷凍食品でも食べていた「名物ジャンボ広東焼きそば」と…

餃子
餃子

リニューアルオープンおめでとうの気持ちを込めて、北京餃子さんの「餃子」です。やったぜパパ、明日はホームランだ! ボリュームたっぷりの焼きそばに餃子というワンパクセットの完成ですよ。ではでは早速いただきましょう。

広東焼きそばからいただきます!
広東焼きそばからいただきます!

まずは広東焼きそばから。いや、やはり。こうやって改めて見ると「ジャンボ」ですねぇ。冷凍食品のボリュームがいかに控えめだったかがわかる、このコンモリ具合。

麺のアップ画像
麺のアップ画像

ズルリと麺を一口。うん、旨い。濃い口、甘めの餡、シャキッとした野菜が麺にネットリとからんできてくれます。この広東焼きそばをおかずに白米がいけちゃう系の美味しさ。そういえば、冷凍食品の味もこの出来たての味に近かったような気がします。そう考えると、やはり恐ろしい進化ですね冷凍食品。

餃子もパクリ
餃子もパクリ

そして合間に餃子もパクリ。サク、ムニュ、ジュワー。嗚呼、こちらも美味しい。

メニュー表には「北京餃子の本業は餃子卸業」と書いてありましたが、安定の間違いない美味しい餃子。ニコニコ顔で餃子定食をパクついている方がチラホラ見えるのも納得の美味しさです。

広東焼きそば味変の図
広東焼きそば味変の図

ということで、広東焼きそばと餃子を交互にいただきつつ、途中で広東焼きそばには味変もしてみたり。やっぱり餡系のメニューにはお酢が合いますなぁ。シャキッとした味わいになってくれます。

ラストスパートの紅ショウガ味変
ラストスパートの紅ショウガ味変

そしてジャンボなボリュームの広東焼きそばもついにラストスパート。ここで温存してきた紅ショウガさんにも味変として活躍していただきながら、一気にパクパク。

ごちそうさまでした!
ごちそうさまでした!

ふぅ。久しぶりの北京餃子さんということで、一気に食べてしまいました。お腹パンパンです。まさに大満足&大満腹のごちそうさまでした!

いかがだったでしょうか。宮城県民、仙台市民に愛され続けている「北京餃子」さん。移転リニューアルオープン後の新店舗実食レポートでした。気になった方は是非足を運んでみて下さいね。

●北京餃子●
〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町3丁目1−18 しまぬきビル B1F

地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

地域ニュースサイト『号外NET(仙台市宮城野区・若林区)』ライター/仙台市在住、オタクな一児のパパ。文章を書くこと、街歩き、食べ歩き、オタ活が大好き。HPが少ないピンチの時には温泉や寺社仏閣に出没する傾向あり/芋煮は醤油派こと、お隣の山形県出身ということもあり、新鮮な目線で仙台の”今”を見つめる。記事を読んでいただいた方に、ちょっとでも「行動するキッカケ」が芽生えるような仙台の情報・ネタを発信していきます。皆様からのご意見、ご要望、ご質問から叱咤激励までお気軽にご連絡下さい!

長谷川誠の最近の記事