【仙台市宮城野区】アッサリ煮干しのサッパリ冷やし麺! 夏麺を求めて辿り着いた、人気煮干しラーメン店。
仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。
いやはや暑い。まぁ暑い。県外からいらっしゃった方に聞いてみると、まだ「仙台は堪えられるレベルの暑さ」らしいのですが、それでも直射日光の中運動でもしようものなら、滝のような汗が流れる暑さです。
サウナか。お外はサウナなのか。サウナならば、十数分耐えれば暑さから解放され、水風呂・外気浴、最終的には「ととのう」ことができますが、これが外気温となりますと屋内しか逃げ場がないわけでして。街歩き&食べ歩きおじさんにとって、厳しい季節とも言える「夏」で御座います。
であれば、これはもう食べ歩きに「涼」を求めるしかない。ということで、今回ご紹介するのは「冷たい麺」。ジットリと汗ばんだ体をシャッキリとさせてくれた、アッサリ系の冷たい麺のご紹介です。
嗚呼、今日も暑かった…。と、この日の暑さを振り返る、ほんの少しだけ気温が下がった夕暮れ時。ジットリと汗ばむ体で仙台駅東口付近を街歩きしていますと、ラーメンの文字が目に飛び込んできました。あ、確かこのお店は…
「煮干しラーメンあばかん本店」さんではないですか。
濃い目でコクのある煮干しの味を感じられると根強い人気があるお店。私も何度かお邪魔したことがありましたが、一時期営業を休止されていました。しかし、2024年2月28日にめでたく再開店。再開店以降、待ってましたと言わんばかりに、その味を求めてファンが足繁く通っているお店でもあります。
<参考リンク:煮干しラーメンあばかん公式X>
お店の入口には大きな「冷」の文字と共に書かれた「あばかん煮干しざる中華」の文字。
あ、これは冷やされたい。ノボリに描かれた煮干し君のようにヒンヤリしてシャキッとしたい。冷やされるべきだ。冷やされねば。湧きあがる「冷やし欲」いや「冷やされ欲」でしょうか。いそいそとお店の扉を開けました。
そしてお店入口にある券売機で迷うことなく「あばかん煮干しざる中華」の食券をポチリ! 店員さんに促され、カウンター席に着席します。
ちなみに食券を渡す際に、味の濃さと油の量を指定することができます。
今回は初のオーダーとなる夏季限定の冷やしメニューということで、「当店の黄金比」と書いてある「いち押し(普通)」でお願いしてみました。あばかんさんの看板メニューである煮干しラーメンだったら、味濃い目、油コテコテにするところなんですけれども。
食券を渡すと、引き換えにチャーシュー無料券をいただきました。ありがたやありがたや。次にお邪魔した時に使いましょうかねぇ。何のラーメンにチャーシューをトッピングしようかしらん、そんなことを考えていると…。
あばかん煮干しざる中華が着丼しました!
こんもりともられた麺の上には刻み海苔がかけられ、海苔の隙間から煮干しさんがコンニチハ! してくれています。あばかんさんらしい盛り付け。ではでは、早速いただきましょう。
画像からは油感強めに見えますが、飲んでみるとアッサリ・スッキリの「冷やし」にピッタリなスープ。鼻をぬけていくほのかな煮干しの香りもいいですねぇ。このスープに…。
氷の上で冷やされた、コシのある小麦の香り豊かな麺をつけてズルズルとすすります。
あ、ヒンヤリとしてきた。旨い。ヒンヤリ旨い。何と表現したらいいんでしょうか。「つけ麺」というよりも、まさに「ざる中華」という名称がピッタリだと感じるアッサリ感。濃厚というよりも、淡麗といった美味しさです。煮干しの風味がそう感じさせてくれるのでしょうか。夢中になってズルズル。
そして、そのアッサリ感に参加してくる低温仕込みチャーシュー。いいですねぇ。肉々しさとその美味しさが絶妙なアクセントになってくれます。うむ。次も「あばかん煮干しざる中華」を頼んで、チャーシュー無料券で増量するという手もありますな。そんなことを考えながら、チャーシューを噛みしめながら、たまにスープをチビリと飲みながら食べすすめます。
ふぅ。一気に麺を食べてしまいました。あらかじめセットにしてくれている出汁でスープ割りシメタイム突入です。
スープ割りをゴクリ。おぉ。出汁で割ることで煮干しの風味が強く感じられるような気がします。ヒンヤリと冷えた体に染み渡る、ほんのりと温かい煮干しスープ。ホッとため息が漏れてしまうような美味しさです。
スープ割りも余すところなく満喫し、大満足&大満腹のごちそうさまでした!
いかがだったでしょうか。火照った体をヒンヤリ、煮干しの味でサッパリさせてくれる、煮干しラーメンあばかん本店さんの「あばかん煮干しざる中華」のご紹介でした。気になった方は是非足を運んでみて下さいね。
●煮干しラーメンあばかん本店●
〒983-0852 宮城県仙台市宮城野区榴岡2丁目4−1