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【仙台市若林区】夏、山形から来てくれた「冷たい肉そば」で疑似里帰り。人気の新店で実食満腹レポート!

長谷川誠地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターであり、暑い時期に続々と冷たい麺メニューの記事ばかりアップしている、冷やし麺おじさんの長谷川誠です。

昨今アップさせていただいている記事にて、やれ「涼を求めて」だの「暑い」だの「この前久し振りにガリガリ君で当たりが出ました」だの「ガリガリ君も美味しいけれどもサクレも捨てがたいよね」だの書いているワタクシです。あ、後半の2つは書いていませんでしたね、失敬失敬。ガリガリ君が当たったのは本当なんですけども。

とにもかくにも、そんな折。山形県の名物蕎麦「冷たい肉そば」を味わうことができる新店がオープンしたとの情報を耳にしました。山形出身者であるワタクシ、駆けつけないわけにはいかないわけで。駆けつけてみたらば、なんとまあ山形のお店でも何度か冷たい肉そばをいただいたことがあるお店だったわけで。

ということで今回ご紹介するのは、そんな新店にお邪魔した実食レポートです。

お店の前通り
お店の前通り

そのお店があるのは荒井荒町線沿い。4号線仙台バイパスと宮城の萩大通りの間、若林消防署がある付近です。

「山形肉そば 立花 仙台本店」さん外観
「山形肉そば 立花 仙台本店」さん外観

はい。ということで、こちらがそのお店「山形肉そば 立花 仙台本店」さんです。

2024年7月29日(月)に新規オープン。お近くの方であれば以前は「おやつラー専科チキチキGOGO」さんがあった場所とお伝えすればお分かりいただけますでしょうか。こちらの立花さん「山形肉そば」とあるように、山形県は山形市内に本店があるお店。満を持してついに仙台市内に進出してきたわけであります。
<参考リンク:山形にある肉そば処立花本店さんの公式HP

実は山形出身のワタクシ、さんざん「山形出身山形市内育ちですよ!」と聞かれてもいないのに自分語りをしてきました。そんな事情もあり、こちらの立花さんの山形本店さんで何度か肉そばをいただいたことがあるんです。しかも実家から天童市内に移動する際、「山形天童線」沿いにある本店さんの看板を眺めるのはワタクシにとって「山形における昔からある日常風景の1つ」。

ということで、仙台本店さんがオープンすると聞き、個人的に何だか妙なご縁を感じつつお邪魔した次第。いや、ホント、自分自身の山形的風景のお店が身近にオープンするなんて…。デスティニー。

店内の様子1
店内の様子1

はい、そんなこんなで、お邪魔したのは2024年8月9日(金)。入店してみると、まだまだ開店お祝いのお花が沢山飾られていました。真新しく輝き、活気に溢れ混み合っている店内。カウンター席とテーブル席がありまして、元気な店員さんの案内に従って奥へと進みます。

店内の様子2
店内の様子2

奥には開店祝いのお花に囲まれた小上がり席もありました。

いやはや、しかし賑わっていますねぇ。開店日以降、お邪魔したいお邪魔したいと思っておりましたが、開店待ちの行列もできており、時間的に断念することが何度かありました。皆さん待ちに待った開店だったのではないでしょうかねぇ。地元山形の知っているお店ということで、何だか関係者でもないのに鼻高々な気分になりますな。

メニュー表
メニュー表

カウンター席に着席し、恒例のメニュー表チェック!

看板メニューの肉そばは、冷と温の2種類。他にもシンプルなお蕎麦に、山形県ではお馴染みの「お蕎麦屋さんの中華そば」に、ソウルフードでもある「げそ天」。うむ。納得、盤石の布陣。麺類は大盛りに加えて、特盛があるのも「麺類でお腹パンパンにしたい」勢にとっては嬉しい限り。迷うことなく、いつものアレをオーダーします。

肉そば(冷)大盛り、着丼!
肉そば(冷)大盛り、着丼!

はい。ということで、ほどなくして着丼いたしましたのは「肉そば(冷)」。お蕎麦の量については特盛にすべきか悩みましたが、この後のお仕事を考えて大盛りです。

いただきます!
いただきます!

上にのった鶏肉(親鳥)の歯ごたえがある部分の黄色、黒々とした美味しそうな田舎蕎麦の色、そしてスープに浮かぶ鶏油。まさに、何度も食してきている「お馴染みの眺め」。ではでは、早速いただきましょう!

スープのアップ画像
スープのアップ画像

まずはスープを一口ゴクリ。

「冷たい」という名称がついていますが、キンキンに冷えているわけではない。まさに山形のスタンダードな「This is 冷たい肉そば」の温度。無理に氷とか入れなくていいんです。そしてちょい冷たいアッサリスープを包んでくれているのは鶏油。温度を下げても「固まっていない」独自の製法で作られた美味しいスープです。

蕎麦のアップ画像
蕎麦のアップ画像

そして蕎麦蕎麦しさを感じる、黒みがかった太い麺もズルリ。はい、噛み応え十分の美味しい田舎蕎麦です。更科系とは異なる、この無骨・素朴な感じ。嗚呼、山形の蕎麦喰ってんなぁ…という気持ちにさせてくれます。

鶏肉のアップ画像
鶏肉のアップ画像

そして肉そばの肉とは鶏肉のこと。身が締まり味が濃厚な「親鳥」を使うお店が多く、コリコリとした歯ごたえ。噛みしめるほどに溢れてくる鶏肉の旨味を楽しみながら蕎麦をすすることができるんです。いや、ほんと美味しい。久しぶりの冷たい肉そばに小躍りするかのようにズルズルとすすり続けます。

後半は一味唐辛子で味変
後半は一味唐辛子で味変

止まらない箸、蕎麦をすする吸引力。後半は一味唐辛子を投入し味変しつつ、辛味も楽しみながらズルズル、ゴクゴク、モグモグ。

ごちそうさまでした!
ごちそうさまでした!

ふぅ。一気に食べきってしまいました。麺を特盛にしてもよかったかも…。そんなことを思いながら、大満足&大満腹のごちそうさまでした!

いかがだったでしょうか。何だか疑似里帰りでもしたかのような気分で思いっきり美味しい肉そばを満喫できた「山形肉そば 立花 仙台本店」さんのご紹介でした。気になった方は是非足を運んでみて下さいね。

●山形肉そば 立花 仙台本店●
〒984-0823 宮城県仙台市若林区遠見塚3丁目1−7 グレイスヒルズ遠見塚 1F

地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

地域ニュースサイト『号外NET(仙台市宮城野区・若林区)』ライター/仙台市在住、オタクで女の子二児のパパ。文章を書くこと、街歩き、食べ歩き、オタ活が大好き。HPが少ないピンチの時には温泉や寺社仏閣に出没する傾向あり。芋煮は醤油派こと、お隣の山形県出身ということもあり、新鮮な目線で仙台の”今”を見つめる。記事を読んでいただいた方に、ちょっとでも「行動するキッカケ」が芽生えるような仙台の情報・ネタを発信していきます。皆様からのご意見、ご要望、ご質問から叱咤激励までお気軽にご連絡下さい!

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