【佐賀市】“あっさり”だけどコクもある正統派豚骨ラーメン!おすすめは炒飯、餃子付きの一楽セット。
佐賀市兵庫南2丁目。県道333号の交差点「佐賀中部病院西」の南側にぽつぽつと点在するラーメン屋。
中でも今回は、クセのないあっさり感が逆にクセになる、博多豚骨ラーメン「一楽堂」をご紹介します。
お店に着いたのは土曜日の12時過ぎ。やはり駐車場はいっぱい、外で待つ人の姿もありました。
この巨大看板が目印です。駐車場は店前に7~8台分。入れ替わりで車が行き来するので常に満車でした。
10分ほど待って入店できました。休日ということもあり、家族連れが多いです。テーブル席が4席と、中央に大きなカウンター席がありました。
奥の座敷席に座りました。子ども用の椅子や食器も貸し出しがあります。
メニューはこちら。
豚骨ラーメンは赤、白、黒の3種類。学生ラーメンがあるのも良いですね。醤油ラーメン、ちゃんぽんも。ミニラーメンがメインのお子様セットもお得です。
こってりすぎない“ちょうど良い”ラーメン。自家製にもこだわり。
セットは4種類ありますが、個人的に1番のおすすめは「一楽セット」(+400円)。ラーメンと半チャーハン、餃子5個のセットで、ボリュームも価格もちょうど良いです。
「豚骨ラーメン(白)」(690円)。
ここのラーメンは基本、あっさりしたスープなので、濃いめが好きな方は黒ラーメンがおすすめ。私は今回、白にしました。スープはさらさらとしていて、こってり感はやや控えめ。
でも味が薄い、なんてことは全くなく、コクがあり、旨味もたっぷり。
一楽セットについている「半チャーハン」。ハーフサイズですが茶碗1.5杯分くらいのボリューム。そしてこのチャーハンがとにかく美味しくておすすめ!
米1粒1粒に油がしっかりと絡んでいそうな照り感と色、そして漂ってくる香ばしい匂い。パラパラ感も残しつつ、しっとりとした、こってりチャーハンです。
セットの餃子は5個。サイズは大きめで、程よく焼き目がついたパリパリ餃子。中の餡にはおからを使用しているそうです。にんにくを使っていないのも珍しいです。
麺はもちろん、餃子なども全て店内で手作りだそうです。保存料無添加など、素材にもこだわっています。
「豚骨ラーメン(赤)」(720円)。
自家製辛味噌を溶くと、あっさりスープが一変!旨味の辛スープに。ちなみに少し食べてみるとなかなかの辛さでした。辛味噌を溶く量で少しずつ調整して食べてみてください♪
インパクトで攻める“がっつり濃厚”タイプというより、あっさりながらも奥深さのある、味わいで勝負するラーメン…というイメージ。博多ラーメンですが、佐賀ラーメンの特徴もおさえているように思います。ただ、麺はしっかり細麺でした。
一楽堂は現在、店舗は兵庫本店のみ。聞くところによると、福岡に本店を構える人気店「一風堂」から暖簾分けするかたちで誕生したお店だそうです。なるほど、何となく通ずるところがあるような…。
お昼は混みあいますが、家族連れも多く、アットホームな雰囲気です。行くときはぜひ、炒飯や餃子も味わってみてください♪