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とろんとろんの手触りと食感はまるで異次元の大福 秩父スイーツ「ちちぶ餅」

上町嵩広登山レポーター

◎山旅のお土産◎(0001)

埼玉県・秩父名物の大福系のモチ菓子です。明治8年創業の老舗和菓子屋「水戸屋本店」さんの看板商品。

<ちちぶ餅>

「ちちぶ餅」 箱の外装
「ちちぶ餅」 箱の外装

「ちちぶ餅」の食感などを表現するときに「ふわふわ」「もちもち」と形容されることが多いかと思われます。しかし個人的には「とろんとろん」という印象でしょうか(ふわふわ感やもちもち感は大いにありますが)。とにかくすごく柔らかい。ちょっと極端な言い方をすると「半分、液体か?」と疑いたくなるほどの手触りと食感です。もはや「餅」というよりも別の何か、という感覚すら覚えます。

「ちちぶ餅」 サイズ感
「ちちぶ餅」 サイズ感

「ちちぶ餅」 餡子ぎっしり
「ちちぶ餅」 餡子ぎっしり

餅のなかのつぶあんも甘さ控えめで餅の本来の味わいと食感が損なわれておりません。「ちちぶ餅」は”餅が主役”のお菓子といえるかと思われます。

水戸屋本店のお店自体は西武秩父駅から徒歩10分程度のところにあります(最寄駅は秩父鉄道「秩父」駅)。本店以外に西武秩父駅併設の秩父名産品のショッピングモール「ちちぶみやげ市」でも販売されています。

以前は登山帰りの夕方遅くであってもまだ箱買いできたのですが、最近、人気が上がっているのでしょうか。ついこの間も登山帰りの夕方にモールを訪れたら2個入の袋包装の商品が数点残っているだけでした。危ない危ない……。秩父を代表するモチ菓子として秩父名物と謳われるのも納得です。

<店舗情報>

「西武秩父駅」 向かって右手が「祭の湯」
「西武秩父駅」 向かって右手が「祭の湯」

店舗名: ちちぶみやげ市
所在地: 西武秩父駅併設「西武秩父駅前温泉・祭の湯」内
リンク先: 西武秩父駅前温泉・祭の湯 ※公式サイト
マップ: 「西武秩父駅前温泉・祭の湯」 (Yahoo!マップ)

<補足情報>

[付近の山]

武甲山
秩父御岳山
熊倉山
宝登山
両神山
二子山
雲取山

<個人的な追想>

個人的にはモチ菓子が好きです。登山の行動食にチョコレートやミニあんパンなどの甘食系のものを選ぶ方も多いかと思われます。チョコレートは夏場では溶けてしまい扱いにくいので、そんなときは小豆餡の和菓子系を選ぶことが私は多いです。ただあんパンなどは口の水分をもっていかれて水などで流し込まないと食べにくいと感じることもあります。そのため大福などのモチ菓子系を重宝しております。

以前、大手製パン・製菓メーカーさんから”一口大福”という小粒の大福が3つ入った袋菓子がありました。普通の大福1個ですと少々大きいので小休憩の際に一口で手軽にエネルギーチャージできたので愛用しておりました。しかし最近は自宅の周りのスーパーなどですっかり見かけなくなってしまいました。人気薄で廃盤になってしまったのでしょうか、ちょっと寂しい……。

そんなわけで、同じような似たような一口大福のセット商品がどこかで販売されていないかと、ヒマのあるときに近くのスーパーなどをうろうろして手頃なものを探し訪ねております。

<参考リンク>

「水戸屋本店」 ※公式サイト

(2024/08/01 上町嵩広)

登山レポーター

登山やトレッキングに関する極私的な観点からの感想や記録のレポートがメインです。登山道の情報だけでなくお食事処や立寄り湯などの関連情報もお伝えしていきたいと思います。皆様の今後の山行のお役に立ち、またこれから登山を始めたいと考えていらっしゃる方のためになれば幸いです。登山歴は15年ほど。普段は奥多摩や丹沢周辺に出没し、八ヶ岳や北アルプスにも出張ります。雪山やテント泊もやっています。ブログ「note」内でマガジン『登山の魅力』や『歴史に連なる山登り』なども掲載しております。よかったら併せてご覧ください。好きな山は「編笠山」(八ヶ岳)。山の抱負は「ちょっとだけ背伸びした山を登ってみる」

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