交際2か月で結婚した堀北真希さんと山本耕史さん。交際半年未満のスピード婚って、どれぐらいあるの?
女優の堀北真希さん(26)と俳優の山本耕史さん(38)が22日、結婚されました。
今年5月の舞台で恋人役で共演し、6月から交際スタート。8月から都内で同居をはじめ、8月22日に結婚。
交際わずか2カ月での電撃婚に「驚いた」「びっくり!」という声も多いようです。
(結婚相談所では3-6か月でお見合いした方と結婚するかを判断して決めるので、交際1年未満での結婚は珍しくはありません。)
そこで、どのくらいのカップルが「スピード婚」しているのか、調べてみました。
表は第14回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)をもとに仲人士・村上れ以子が作成したものです。
交際期間半年未満での結婚は、最新のデータ(2010年)で963組中27組。
約2.8%です。
6-11か月の86組を合わせ、1年未満の交際で結婚するのが約11.7%。
12-17か月の106組と18-23か月の104組を合わせ、2年未満の交際で結婚した方の割合を計算すると約33.5%。
残りの3分の2のカップルは、2年以上の交際で結婚されているようです。
交際2か月で入籍した掘北さんと山本さんは、やはり、かなりの“少数派”のようです。
皆さんが驚かれるのも当たり前ですね。
今の男女は昔と比べて結婚に対してかなり慎重
これが、約30年前だとだいぶ様相が違うようです。
上記表から計算すると、1987(昭和62)年では、交際半年未満で約9.0%が結婚。
交際1年未満で3分の1程度(約31.1%)、2年未満で半数以上(約51.9%)が結婚しています。
今でいうスピード婚は、昭和では普通だったようです。
今の男女は昔と比べて、結婚に対してかなり慎重になったのでしょう。
逆に、慎重になればなるほど、その相手でいいか考えれば考えるほど、結婚から遠ざかるという現象も生まれがちです。
そうですよね。
完璧な人間なんて、おそらく、どこにもいないのですから。
慎重になればなるほど、考えれば考えるほど、不完全な面が見えてきてしまうのは当たり前です。
結婚するには、どんな“力”が必要?
慎重になりすぎずに結婚するには、何が必要なのでしょうか?
堀北さんと山本さんの言葉の中からヒントを探すとしたら・・・
- 6年前から掘北さんに好意を持ち、再会の際にチャンスを逃さず行動した山本さん。
- 「これからの人生を共にしたい」という自分の感情に素直だった堀北さん。
結婚には、俗にいう「縁」「運」「タイミング」だけではなく、山本さんのような「行動力」と、堀北さんの持つ「自分の心に素直になれる力」も必要なのですね。