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お湯も食事も大満足!「海鮮グルメがおいしい温泉地」5選

高橋一喜温泉ライター/編集者

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「温泉旅行の楽しみは、温泉地や宿でいただく新鮮な魚介類」という人は少なくないだろう。島国である日本には、海岸沿いに多くの温泉が湧いている。

新鮮な温泉につかり疲れをとって、新鮮な海鮮グルメに舌鼓を打ってエネルギーチャージができたら最高だ。

いよいよ食欲の秋が到来。温泉だけでなく海鮮グルメも充実した温泉地を5カ所紹介したい。

伊東温泉(静岡県)

全国屈指の源泉湧出量を誇る東伊豆の名湯。熱海温泉をはじめ海沿いに温泉地が並び、いずれも海の幸が名物である。なかでも伊東温泉は源泉かけ流しの宿も多く、共同浴場の湯めぐりも楽しい。東海館をはじめ文化的な観光スポットや飲食店が多いのも魅力である。旅館で料理をいただくのもよいが、駅前に飲食店が充実しているので、宿は素泊まりにして、食事は外で地元の海産物などに舌鼓を打つという手もあり。干物の名店も多いので、お土産選びも楽しい。

下風呂温泉(青森県)

下北半島北端、津軽海峡に面した港町の温泉地。最果ての温泉地といった風情が昭和レトロを思い起こさせる。おもに3つの源泉があり、いずれも乳白色が美しい濁り湯。どの温泉施設もかけ流しである。日帰り温泉の「海峡の湯」では、2つの硫黄泉「大湯」と「新湯」を同時に楽しめる。イカやホタテ、ウニ、アワビ、あんこうなど海産物が美味。宿の朝食にイカ刺しが並ぶのが定番。

城崎温泉(兵庫県)

関西を代表する温泉地。大谿川沿いの柳並木と木造の建物が風情をかもし出す。一見、山の温泉地のようだが、日本海はすぐそこ。浴衣のまま個性豊かな7つの外湯を巡る人でにぎわうが、海鮮を扱う飲食店やお土産さんなどが立ち並ぶので、気になるお店を覗きながら歩くのも楽しい。城崎の海鮮といえば、やはり松葉ガニに尽きる。漁が解禁される11月~3月は、温泉街は松葉ガニ一色となる。

小浜温泉(長崎県)

雲仙国立公園の西麓、橘湾に臨む風光明媚な温泉地。海沿いに10軒ほどの宿があり、海が間近に迫る絶景の入浴施設もある。温泉街の目の前には小浜漁港があり、当然ながら海鮮グルメには事欠かない。100度近い源泉で魚介類を蒸し上げる「蒸し釜料理」が名物で、自分で選んだ魚や貝を蒸して食べられる飲食店もある。

南紀白浜温泉(和歌山県)

白砂のビーチや海による侵食がつくりだす景勝地など見どころがたくさんある温泉地。リゾート地としてのイメージが強いが、湧出量が豊富なこともあり、温泉施設の多くが掛け流しである。オーシャンビューの湯船をもつ宿泊施設が多いほか、波打ち際にある露天の共同浴場「崎の湯」は日本を代表する海の絶景温泉である。旅館や飲食店も海鮮がメイン。温泉街の近くには大きな海鮮市場(とれとれ市場)があり、マグロやクエ、イセエビなどが美味。

温泉ライター/編集者

温泉好きが高じて、会社を辞めて日本一周3016湯をめぐる旅を敢行。これまで入浴した温泉は3900超。ぬる湯とモール泉をこよなく愛する。気軽なひとり温泉旅(ソロ温泉)と温泉地でのワーケーションを好む。著書に『日本一周3016湯』『絶景温泉100』(幻冬舎)、『ソロ温泉』(インプレス)などがある。『マツコの知らない世界』(紅葉温泉の世界)のほか、『有吉ゼミ』『ヒルナンデス!』『マツコ&有吉かりそめ天国』『スーパーJチャンネル』『ミヤネ屋』などメディア出演多数。2021年に東京から札幌に移住。

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