「壁の汚れ」がスルスルとれる100均アイテム!知ってて欲しい注意点を専門家が解説
DIYクリエーターのせいです。壁紙の汚れを落とす時に私がいつもやっている方法があります。SNSなどでよく見かける方法で簡単ですが、実は注意点がたくさんあります。SNSでは語られない、注意点と対策方法をDIY専門家ならではの目線で解説していきます。
壁紙掃除に使う100均アイテム
100均のアルカリ電解水と洋服ブラシで壁紙に付いた汚れを落とすことができます。洋服ブラシにアルカリ電解水を吹きかけ、汚れ部分をこする。これを何度か繰り返せば汚れが落ちます。
汚れが落ちる理由
アルカリ電解水には、たんぱく質や油脂を溶解し、乳化させる作用があります。浮いた汚れを洋服ブラシの細かな繊維がかきとってくれるのです。
と、ここまではよく見るライフハックなのですが、重要なのはこの後。
アルカリ電解水を使った壁紙掃除の注意点
①マスク着用必須
アルカリ電解水を使う時はマスク必須。さきほども述べたとおり、アルカリ電解水はたんぱく質を溶解する作用があるため、万が一吸い込んでしまうと呼吸器に悪影響です。
②広範囲に吹きかけない
スプレーする時は広範囲に吹きかけないで下さい。広範囲に吹きかけると空気中に成分が飛散し、吸い込むリスクが高くなるからです。洋服ブラシに吹きかけて少しづつ擦るのが正解です。
③乾拭き必須
アルカリ電解水で汚れを落とした後は、上から乾拭きをしてください。湿った状態で放置すると、壁紙にカビがはえたり、中の素材が傷む原因になります。
正しく使って快適なお掃除を
アルカリ電解水を使ったお掃除テクニックは、簡単ですが注意点もあります。
間違ってやってしまうと、壁紙を傷めたり健康に悪影響を及ぼしたりする原因になるかもしれません。製品の特性を知り、正しく安全に使って大切なお家、ご自身の健康を守って下さいね。