猫が『特定の人を避ける』4つの理由とは?驚きの原因と今すぐできる対策
猫は繊細で感受性豊かな動物です。そして、時には人間が理解しがたい行動をとることも。
そのなかのでも「特定の人を避ける」行為は、家族で猫と暮らしている人は経験があるかもしれません。
では、なぜ猫は特定の人を避けるのでしょうか。それには猫なりのいくつかの理由があるようです。
1.猫が特定の人を避ける理由
1‐1.過去のトラウマ
猫は記憶力に優れているので、過去の嫌な経験が負の記憶として残っていると考えられます。
そのため、ある人物によって何か怖い思いをした経験がある場合、その人を避けるようになるのです。
たとえば大きな音を立てたり(くしゃみや笑い声が大きい)、強いにおいがしたり、怒鳴られたりされた経験があると、それがトラウマとして残りその人を避けるようになります。
【ひとこと】我が家の愛猫一匹は、父のことがいつまでたっても大嫌いです。迎え入れて間もないときに、父のパソコンに飲み物をこぼして怒られたことが原因かもしれません…。
1‐2.性格の不一致
猫にも性格がありますし、人間にも個性があります。そのためどうしてもお互い分かり合えないケースもあるようです。
猫は一般的に静かで穏やかな人を好む傾向があります。
したがって声が大きかったり、動きが速かったりする人に対しては、過剰な刺激を感じることがあり、結果としてその人を避けることがあります。
また猫には好奇心旺盛な性格の猫と、警戒心が強い性格の猫があり、これが人との相性に影響を与えることも。
たとえば警戒心の強い猫は、初めて出会う人や知らない環境に対して非常に敏感です。
逆に猫が社交的であれば、積極的な人ともうまく関係を築けるでしょう。
このように、お互いもしくは一方が「性格が合わない」と感じる場合、親密な関係を築くには少々時間を要するかもしれません。
1‐3.ペースを乱すから
猫は自身のリズムやペースを非常に大切にする動物です。そのため、ある人が猫のリズムを乱すと、猫はその人を避けることがあります。
たとえば猫の休息時間や食事時間に頻繁に干渉したり、突然の大きな音や動きで驚かせたりすると、猫は不安を感じるように…。
こういった予測できない行動や急でしつこい接触は、猫にとってはストレスの原因です。
また猫は自分のペースを尊重されることを望んでいるため、それを乱そうとする人には距離を置くケースがよくみられます。
1‐4.嫌いなにおいがするから
猫が特定の人を避ける理由の一つに、「嫌な匂いがするから」というものがあります。
猫は非常に鋭い嗅覚を持っており、人間には気付かない微細な匂いも感じ取れる生き物です。
そのため特定の人の香水、洗剤などの匂いが猫にとって不快である場合、その人を避けることがあります。
たとえば人工的なにおいが強い香水やコロンなどは、猫にとって刺激的で不快と感じとられたり。
猫は自然界には存在しないような強い匂いや、本能的に肉が腐ったような酸っぱいにおいを警戒するので、そういった香りは猫にとってマイナス要因となります。
【ひとこと】私が香水を使っていたとき、猫たちは近寄ってもくれませんでした。「くさ!」といっているかのような反応を見せて、逃げていってしまうのです!
2.猫が特定の人を避ける際の対策
猫が特定の人を避ける理由がわかったところで、次にその対策について考えてみましょう。以下に、猫が特定の人を避ける際の具体的な対策を紹介します。
2‐1.トラウマの克服を目指す
猫が過去のトラウマから特定の人を避けている場合、そのトラウマを克服させることが重要です。
そのためには、無理にその人と接触させるのではなく、徐々にその人に慣れさせるといったステップをとってみましょう。
たとえばその人が猫に対しておやつを与える、穏やかに話しかけるといったポジティブな体験を積み重ねることで、猫がその人に対する恐怖心を克服する助けになります。
2‐2.においを改善する
猫が特定の人の匂いを嫌がっている場合、その匂いを和らげる対策を考えましょう。
たとえば香りが強すぎない柔軟剤を使ったり、その人に猫に慣れた匂いの服を着てもらうなどの方法があります。
また香水をつけるときも、柑橘系といった猫の嫌いなにおいを避けるのも効果的です。
2‐3.猫のペースに合わせて穏やかな接触を心がける
猫に避けられている人は、猫のペースに合わせた静かで穏やかな接触を心掛けることが大切です。
大声を出さない、急な動きをしない、猫がリラックスしているときにそっと寄り添うなど、猫が安心できる環境を整えるようにしましょう。
3.まとめ
猫が特定の人を避ける理由は多岐にわたりますが、その背景には猫の繊細な感受性や過去の経験が関係していることが多いようです。
もし「猫に避けられている?」と思ったらその理由を推測し、それに合った対処法で猫との良好な関係を築けるよう努めましょう。
猫との絆を構築させるには、無理な接触を避け、徐々に信頼関係を築いていくことが大切なステップ。
急がす焦らず、猫のペースに合わせながらコミュニケーションを取ってみましょう。