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『24時間テレビ47』放送直前でも膨らむモヤモヤ、24時間かけて乗り越えるべき課題 #専門家のまとめ

田辺ユウキ芸能ライター
『24時間テレビ47』でマラソン企画に挑戦する、お笑い芸人・やす子(写真:REX/アフロ)

8月31日から9月1日にかけて放送される日本テレビ系のチャリティー番組『24時間テレビ47』。ただ、SNS、メディアを中心に同番組に対する辛辣な意見が目立ち、風当たりは年々強まっている印象だ。

今回は、これまでの「愛は地球を救う」から「愛は地球を救うのか?」へとテーマを変更するなど“改革”に着手した。ただ台風10号が日本列島を襲うなどし、番組名物のマラソン企画の内容にも一部変更が生じた。本放送直前の特番では台風10号への注意を何度もおこないながら、番組への参加を促していた。ただ、ほかにも乗り越えるべき課題がたくさんあり、それらを理由として、8月31日18時30分の放送開始が近づいてもやはり放送自体に疑問の声が途切れない状況だ。

『24時間テレビ47』が抱える課題はいったいどんなものがあるのか。当記事であらためてその点をまとめたい。

ココがポイント

▼2023年11月、チャリティ委員会関係者の寄付金着服が発覚。水卜麻美アナの事前謝罪で“禊”とするのか、募金額への影響必至

24時間テレビ、募金着服問題受け今年のテーマは「愛は地球を救うのか?」 ジブリ宮崎吾朗監督がチャリTシャツデザイン(サンスポ)

▼台風10号で各地被害、イベント中止続々。日テレ系ニュース番組でも災害への警戒を報じながら、マラソン強行の“うらはら”

「24時間テレビ」やす子マラソン実施発表 日テレ「安全に配慮」「天候により一時中断の場合も」(スポニチ)

▼『27時間テレビ』マラソンは2年連続“24時間かからず”ゴール。やす子のマラソンも“時間いっぱい”はさすがに無理がある?

モシモシいけ、「27時間テレビ」100kmマラソン優勝 賞金1000万円で「プロポーズします!」(お笑いナタリー)

▼『24時間テレビ』の“顔”だった旧ジャニ(現STARTO)は相葉雅紀と高橋海人のみ。STARTOが番組出演に難色?

21年ぶりにメインMCに旧ジャニーズ不在の『24時間テレビ』 相葉雅紀は出演も視聴率爆死のピンチ(FRIDAY)

※高橋海人の「高」の正式表記は「はしごだか」

エキスパートの補足・見解

かつてはマラソン企画などの人気もあって国民的特番となっていた『24時間テレビ』。

しかし今では「観たい人だけが観ればいい」と言われる状況に。なにより、放送前からそういったモヤモヤばかりが膨らんで話題になってしまうのは、いろんな人たちを元気づけることが目的の同番組とあって、「果たしてどうなのか」と思うところもある。

それでも特別ドラマやチャレンジ企画などはクオリティが高いものも多数ある。どんな物事にも言えることだが、失敗するよりは良い結果で終わって欲しいもの。風当たりは確かに強いが、それでも最終的には「観て良かった」と言えるような『24時間テレビ47』になることを願いたい。

芸能ライター

大阪を拠点に芸能ライターとして活動。お笑い、テレビ、映像、音楽、アイドル、書籍などについて独自視点で取材&考察の記事を書いています。主な執筆メディアは、Yahoo!ニュース、Lmaga.jp、Real Sound、Surfvote、SPICE、ぴあ関西版、サイゾー、gooランキング、文春オンライン、週刊新潮、週刊女性PRIME、ほか。ご依頼は yuuking_3@yahoo.co.jp

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