今春トップの5本塁打を記録している3人のなかには、マイナーリーグで開幕を迎える選手も!?
今春の本塁打ランキングのトップには、3人が並んでいる。3月13日にオニール・クルーズ(ピッツバーグ・パイレーツ)が5本目のホームランを打ち、翌日、デビッド・ボーディー(シカゴ・カブス)とワイアット・ラングフォード(テキサス・レンジャーズ)がクルーズに並んだ。
25歳のクルーズは、遊撃のレギュラーとして、メジャーリーグ4年目を迎えるだろう。ちなみに、クルーズの身長はアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)と同じ。6フィート7インチだ。
◆「ジャッジより背が高い選手はどれくらいいるのか。ヤンキースは皆無。他のチームは…」
30歳のボーディは、内野4ポジションに加え、外野も守る。2018~22年にメジャーリーグで384試合に出場しているが、2022年のオフに40人ロースターから外され、昨年はAAAから昇格できなかった。カブスで開幕ロースターに入る13人目の野手は、ボーディとマイルス・マストロボーニーのどちらかではないだろうか。
22歳のラングフォードは、外野手だ。昨年のドラフトで全体4位指名を受けた。レンジャーズには4人の外野手、エバン・カーター、レオディ・タベラス、アドリス・ガルシア、トラビス・ジャンコウスキーがいるものの、DHは確定していない。開幕戦で、ラングフォードがDHとしてメジャーデビューしてもおかしくない。
なお、マイナーリーグ契約のジャレッド・ウォルシュも、DH候補の一人だ。一塁手のナサニエル・ロウが出遅れるので、ラングフォードがDH、ウォルシュは一塁ということもあり得る。もっとも、一塁の候補には、ジャスティン・ファスキューもいる。こちらは、2020年のドラフト全体14位。ラングフォードと同じく、まだメジャーデビューはしていない。