山本由伸に背番号「18」を用意できる球団とできない球団。メッツはダリル・ストロベリーの永久欠番に
2020年以降、山本由伸は、オリックス・バファローズで背番号「18」のユニフォームを着て、マウンドに上がった。3月に行われたワールド・ベースボール・クラシックでも、背番号は「18」だった。
メジャーリーグの30球団中、クリーブランド・ガーディアンズとシンシナティ・レッズは、それぞれ、メル・ハーダーとテッド・クルズースキーの背番号として、「18」を欠番にしている。
ニューヨーク・メッツも、近々そうなる予定だ。今年の夏、メッツは、ダリル・ストロベリーの「18」とドワイト・グッデンの「16」を欠番とし、2024年の試合前にセレモニーを行う、と発表した。2人同時ではなく、別の日だという。
2022年にメッツで「18」を背負ったニック・プラマーは、そのオフに退団し、2023年は誰も使用していなかった。MLB.comは、今オフに入団したジョーイ・ウェンドルの背番号を「18」としているが、これは、その前の2球団、タンパベイ・レイズとマイアミ・マーリンズで「18」だったのが理由だろう。メッツでは、違う背番号になると思われる。ちなみに、ウェンドルは内野手だ。先月下旬、メッツと1年200万ドルの契約を交わした。
各球団における、現時点の背番号「18」は、見落としがなければ、以下のとおり。カッコで括ってあるネイト・イートン(カンザスシティ・ロイヤルズ)は、2022~23年にロイヤルズで「18」を背負ってプレーし、現在も在籍しているが、40人ロースターには入っていない。
背番号「18」の譲渡が難しそうなのは、ボルティモア・オリオールズのブランドン・ハイド監督くらいだろうか。シェーン・マクラナハン(タンパベイ・レイズ)やジョーダン・ウォーカー(セントルイス・カーディナルス)にしても、まだ、スーパースターにはなっていない。
なお、タイラー・ネビン(デトロイト・タイガース)は、前田健太に背番号「18」を譲るかもしれない。それについては、こちらで書いた。