ア・リーグはトラウトに続く2人目の10本塁打。ナ・リーグは18盗塁の選手が8本目のホームランを打つ
4月29日、ガナー・ヘンダーソン(ボルティモア・オリオールズ)は、シーズン10本目のホームランを打ち、両リーグ・トップのマイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス)に並んだ。この日、トラウトは3打数0安打。こちらは、シーズン盗塁を5から6とし、ヘンダーソンらとともにア・リーグ8位タイに位置している。
ア・リーグで7本塁打以上は、前日の12人から変わらず。彼らのうち、4月29日に本数を増やしたのは、ヘンダーソンだけだ。
一方、ナ・リーグで7本塁打以上は、CJ・エイブラムス(ワシントン・ナショナルズ)が加わり、5人から6人に。それまでの5人中、エリー・デラクルーズ(シンシナティ・レッズ)は、8本目のホームランを打ち、ナ・リーグ3位タイから2位タイへ順位を上げた。
ヘンダーソンは22歳。6月下旬に23歳となる。デラクルーズは、1月に22歳の誕生日を迎えた。エイブラムスは、昨年10月に23歳となった。
7本塁打以上の18人中、23歳以下は、この3人だけ。デラクルーズとヘンダーソンは、今世紀に入ってから生まれた。
デラクルーズは、8本塁打がナ・リーグ2位タイに位置し、18盗塁は両リーグで最も多い。2番目に多いのは、ともに13盗塁のロナルド・アクーニャJr.(アトランタ・ブレーブス)とブライス・トゥラング(ミルウォーキー・ブルワーズ)なので、デラクルーズとは5盗塁の差がある。
21世紀生まれのタイトル・ホルダーは、まだ誕生していない。
なお、7本塁打以上のうち、ホゼ・アルトゥーベ(ヒューストン・アストロズ)、サルバドール・ペレス(カンザスシティ・ロイヤルズ)、マーセル・オズーナ(ブレーブス)は、1990年に生まれた。アルトゥーベとペレスは、来月、34歳となる。
トラウトの年齢は、この3人に次いで高く、同じ10本塁打&6盗塁のヘンダーソンとは、10歳離れている。