日本シリーズが「阪神-オリックス」なら史上初。「阪神-千葉ロッテ」だと18年ぶり2度目
阪神タイガースは、10月28日から始まる日本シリーズで、オリックス・バファローズと千葉ロッテ・マリーンズのどちらかと対戦する。現在、パ・リーグのクライマックス・シリーズのファイナル・ステージは、オリックスがアドバンテージの1勝を含む3勝、千葉ロッテは1勝だ。
「阪神-オリックス」は、日本シリーズ史上初のカードとなる(表記はセ・リーグ-パ・リーグ)。「阪神-千葉ロッテ」なら、2005年に続く2度目だ。18年前は、千葉ロッテが阪神をスウィープした。
これまでの日本シリーズの対戦カードは、以下のとおり。
この他に、一方のチームが現在の12球団ではない日本シリーズが5度ある。1950年の「松竹ロビンス-毎日オリオンズ(現・千葉ロッテ)」、1979~80年の「広島東洋カープ-近鉄バファローズ」、1989年の「読売ジャイアンツ-近鉄」、2001年の「ヤクルト・スワローズ(現・東京ヤクルト・スワローズ)-大阪近鉄バファローズ」がそうだ。
現在のセ・リーグ6球団とパ・リーグ6球団による、36通りの対戦カードのうち、3分の1の12カードは、まだ実現していない。「阪神-オリックス」は、そのなかの1カードだ。12カード中5カードは、2005年が創設1年目の東北楽天ゴールデンイーグルスを含んでいる。
今年の場合、レギュラーシーズンが終了した時点では、「阪神-オリックス」と「横浜DeNAベイスターズ-オリックス」と「広島東洋-千葉ロッテ」の3カードに、日本シリーズ初となる可能性があった。
なお、阪神が進出した過去6度の日本シリーズ中、半数の3度は同じ球団が相手ながら、1964年は南海ホークス、2003年は福岡ダイエー・ホークス、2014年は福岡ソフトバンク・ホークスだった。