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大谷翔平は最も多くのホームランを打っている投手と対戦。この投手が最多の本塁打を打たれているのは…

宇根夏樹ベースボール・ライター
フランキー・モンタス(オークランド・アスレティックス)May 15, 2022(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、5月21日にフランキー・モンタス(オークランド・アスレティックス)と対戦する。日本時間では、5月22日の午前10時7分に、試合が始まる。

 モンタスは、大谷がメジャーリーグで最も多くのホームランを打っている投手だ。2019年6月4日の2ランと2020年8月23日の3ランに、今月15日の2ラン。3本塁打以上の相手は、他にいない。次いで多い2本塁打は、ジャスティン・バーランダー(ヒューストン・アストロズ)や菊池雄星(現トロント・ブルージェイズ)ら10人だ。

 一方、モンタスにとって、大谷は最も多くのホームランを打たれている打者だ。被本塁打3本は、ジョシュ・ドーナルソン(現ニューヨーク・ヤンキース)と並ぶ。また、ドーナルソンに打たれたのは、2017年に1本と2021年に2本なので、2018年以降に限ると、大谷に喫した3本が単独最多だ。

 大谷とモンタスが対戦するのは、5月21日が10試合目となる。大谷は、これまでの26打席で、3本塁打に加え、打率.400(20打数8安打)と出塁率.538、9打点を記録している。6四球のうち、直近の2度は、申告敬遠で歩かされた。9試合中、2度以上の出塁は、過半数の5試合を数える。大谷がどの打席も討ち取られたのは、昨年6月15日の1試合だけだ。この日は、内野ゴロ2本と1三振だった。

筆者作成
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 もっとも、大谷にはよく打たれているものの、モンタスは、エンジェルスを苦手とはしていない。先発11登板とリリーフ3登板で計68.2イニングを投げ、奪三振率10.09と与四球率3.28、防御率2.36。4勝2敗だ(2017~18年のリリーフ3登板は0勝0敗)。大谷以外に打たれたホームランは、2019年の2本しかない。コール・カルフーン(現テキサス・レンジャーズ)とテイラー・ウォードに1本ずつだ。ちなみに、この年、ウォードのメジャーリーグ出場は20試合に過ぎず、ホームランはこの1本しかなかった。AAAで106試合に出場し、27本塁打を記録した。

 なお、モンタスがアスレティックスの投手として大谷に投げるのは、これが最後になるかもしれない。この夏、モンタスがトレードで移籍する可能性は低くない。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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